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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

材木屋という商売について

2006.12.01 21:32

写真は、テーブルの脚などに使おうと思って仕入れた細い磨き丸太や檜の化粧丸太です。価格は、長さおよそ3mで、8000円~。一般には、材木屋がどういう商売をして生計をたてているのか知らない人が多いのではないかと思うのですが、簡単に言うと、建設会社・工務店に木材・建材・住設機器等を販売して利益を得ています。私たち「町の材木屋」は、小さな工務店さんや地場ビルダーが、お客様の大半であり、年間100棟以上建てているような会社とはほとんど付き合いがありません。数字的には住宅着工数は、ここ数年好調と言われていますが、市場などで知り合いの材木屋さんと話してもみんな「景気は悪くなる一方だ」と言っています。確かに、デフレが続いたためかどうしようもないような薄利で売る業者や職人がいて、大手建設会社などの大工さんへの支払い価格は、町場工務店の半分くらいのところもあるようです。家を安くつくってお客様に安く提供するというのもいいのでしょうが、安い手間賃では、腕の良い職人さんは集まるはずもなく、結局「安かろう悪かろう」になっているのではないかと考えられます。当社は、兄弟会社に木造住宅建設会社㈱カツマタがあり、新築・リフォーム何でも御相談に応じられますし、また、デザイン系が得意なところや親方大工の工務店など、まじめに取り組んでいる建設会社・工務店も数件知り合いがおります。何かありましたら気軽に御相談下さい。