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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

私が今までで一番、失敗した仕入れ品です。

2008.01.27 22:09

写真は、吉野檜の無節縁甲板です。先日、いろんなフローリングのサンプルを製作したときに、作ってみたものの一つなのですが、結束をほどいてみてビックリです。3m×108㎜×15㎜の本実加工(エンドマッチ無し)された檜板が10枚入っているのですが、そのうち、まともに使えるものが6枚しかなく、他は短く切ってサンプル製作に使ったのですが、それでも少し隙間が空いてしまいます。この縁甲板(フローリング)との出会いは1~2年ほど前で、競りの場の勢いで、つい30坪程購入してしまいました。その後、寿司屋の廊下などで少量を販売したものの、ほとんどがまだ倉庫に眠っています。それでも、「予算のある仕事があった時に使おう。」と思い、在庫していたのですが、今回サンプルを作るときに結束をといてみて、あまりに曲がりが多いとわかり、どうやって販売したらいいのか考えてしまいました。寿司屋の廊下に使ったときのものは、使えないほど曲がっているものはなく、綺麗に納まっているのですが、現在、在庫あるものの2~3割は、結構な曲がり具合なのではないかと思います。店舗の床材としてラフに使ってもらうか、結束をほどいて、いいものだけ選んで、結束し直すか、いろいろと考えてしまいます。吉野檜の無節フローリングと言えば、坪50000円くらいするのですが、何か良い使いみちがある人がいたら処分超特価にしますので、ご相談下さい。「不良品が相当入っている高額品を30坪も買ってしまった」、これが今までで私が買いつけした最悪の仕入れだと思います。