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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

「屋久杉板」、7枚(大きさそれぞれ)入荷しました。

2008.03.06 21:39

今回は、「屋久杉」の小さめの板から中くらいの板が入荷しました。出品されたときに買っておかないと、次にいつ仕入れできるかわからないので、先日の競り売りでは、うちで屋久杉を7枚買い占めてきました。今日から店内に並んでいますので、見に来て下さい。その他で、見てびっくりするような大木も入荷していますので、皆さん遊びにきてください。明日は、一つ一つ焼く、おいしい「たい焼き屋さん」も出店しています。昨日、施主様からいただいた、1年くらいしか使っていない「イナバの物置」(定価で20~30万するものです。)を当社広場に設置しようと思い、下に敷く重量ブロックを近所の建材屋さんに買いに行きました。「重量ブロック12コ下さい。」と言うと、「置き場にあるから、一緒に行こう。」と言われ、そこから1分くらいいった場所まで行き、ブロックを12コもらいました。ブロックの値段は、一つ210円だったのですが、それを12コ売るために、置き場まで案内し、フォークリフトを動かし、積んでくれ、なおかつその置き場所代を月30万払って商売しているそうなので、「こんなの売ってて、商売になりますか?」とストレートに聞いてみると、「なるわけないだろ。やめることも考えてるよ。」といった返事でした。昔は材木屋で売っていた価格の高いものから順に、他業種やネットなどの的になり、売れ行きが鈍った結果、安くて労力のかかるものを中心に販売しているという東京の材木屋の現状があります。東京の材木屋は、「高い場所を広く使って、安いものを売っている」と言われ、その現状を嘆きつつも何とかしようと思いいろいろとチャレンジしているのですが、その建材屋さんが、「うちなんか、砂をトラック1台持って行ったって、売上げ2万くらいにしかなんないんだよ。遠い現場なら運ぶたびに赤字だよ。材木屋さんは、高そうなものいっぱい積んでるからいいよな。」と言うのです。そう言われると、石膏ボード・ベニヤ・垂木などでも、満載なら売上げ10万くらいにはなるので、いくら大変だ大変だと言っても、「商売としても、まだまだ恵まれている方なんだな。」と感じました。