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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

岐阜へ仕入れに行ってきました。

2008.03.17 22:35

写真は、原木市で売りに出された富山の社木(杉)です。直径2.2mもある木が横たわっているのを見たのは初めてのことだったので、びっくりして写真を撮ってきました。岐阜は名古屋に近いということもあって、今、日本で最も無垢材が売れる場所とも言われるほどなので、売主たちは、高く売れそうな原木や無垢板などを大量に持ち込みます。やはり、優良な買い手が多いほど、良材は競り上がり、高値が付くものなのです。我々はというと、数十点の無垢材を競り落としたのですが、東京の競りと違うところは、品数・種類の多さです。特に、うちで在庫を持っていないものを中心に買付けしてきました。安く買えたものや高く競りあがりながらも競り落としたものなど、様々ですが、楽しく充実した一日となりました。今回仕入れたのは、栃・欅の端材、タモ・栃・キハダ・栗・ゼブラウッドなどのカウンタ、その他、屋久杉・ウエンジ・シタン・イチイ・桜などです。また、玄関框やテーブルの脚などに使えるような栃の角材も何点か買い付けしてきました。これらのものは、今週末か来週あたりに当社に入荷する予定ですので、皆さん是非お立ち寄り下さい。今回は、仲間の材木屋さんたちと一緒に行ってきたのですが、東京の材木屋(当社も含む)は、みんな苦しい状況の中で商売しているため、「先行きがわからないのに、あんまり仕入れるわけにはいかない。」ということが常に頭にあり、買い控えする傾向にありますが、今回ばかりは、片道6時間ほどかけて岐阜まで行ったので、「仕入れなければ、売上げも上がらない。」というように考えを切り替えて買い付けしてきました。建築基準法改正以来、すっかり冷え込んでしまっていたのですが、今月くらいから、当社でもトラックが全台出払うことが多くなり、仕事が出てきた感があります。また、暖かくなってきて、一般の人たちの出入りも増えてきました。春からは、「材木屋のセール」の時期に入りますので、はりきってやっていこうと思います。