Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

「ウエンジ・紫檀」入荷しました。

2008.03.21 19:43

先日仕入れに行ってきた岐阜からの荷物が一部入荷しました。写真の右がウエンジ・左が紫檀ということで仕入れたのですが、紫檀と一言で言っても、産地によって違うし、ローズウッドやソノクリンなども紫檀と呼んだりするので、正直なところ正式名称は、わかりません。桜も、山桜・朱桜と、カバ・水目といった桜の代替材をすべて「桜」という名称で売っていたりするため、違いがわかりにくかったのですが、興味があって、実物を見比べたり、人に聞いたりしながら、だいぶ違いがわかってきました。紫檀に関しては、元々、材木屋の流通というよりも銘木屋で流通したものなので、銘木屋さんに聞いたり、実物を徐々に集めて勉強していこうと思っています。ウエンジと紫檀を「競り」で競り落としたときの話ですが、岐阜に行った目的の一つに、「当社で持っていない種類の木を仕入れたい」というものがありました。そのため、この二つはどうしても競り落としたいという思いがあり、なおかつ東京の競りとは違うテンポの速さのため、ちょっと躊躇していると他の人に競り落とされてしまうという不安から、争って値段を出し続けたため、予算を大幅にオーバーした価格で競り落としてきました。一緒に行った材木屋さんたちも、「高く買ったな。」と思ったのでしょうが、「競り上がるものは、人気があるから競り上がるんだよ。競りあがって買ったものに失敗なしだよ。」と言ってくれました。確かに、現在では、海外から入荷することはほとんどなく、日本国内にすでに入荷していたものが少しづつ流通しているそうです。来週には展示できると思いますので、お近くへお越しの際は、お立ち寄り下さい。