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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

キャビネット

2009.01.26 23:13

年末からお正月に掛けて製作したキャビネットです。上の写真右側が「桂」材で左側は「樺」材で作りました。背板と抽斗(ひきだし)の底板以外は総無垢という贅沢なつくりです。桂の方は一枚板で奥行サイズ(400ミリ)がとれたため、天板・側板は一枚板でつくり、樺の方は板接ぎした部分に意匠的にチギリをいれてあります。チギリと手掛けはウェンジという外国の材ですがあとは国産材を使ってあります。なかなか苦労しましたが、完成したときの満足感はたまらないものがあります。職人は仕事を通じて成長するものだと実感し、また仕事を与えてくれたお客様に感謝しなければとおもっております。今後も色々なことに挑戦し、流通で飛ばされがちな材木屋のアピールをすると共に「木」をとにかく身近なものにしていきたいと考えております。