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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

茨城の木材市場へ行ってきました。

2009.09.28 21:10

先週の土曜日、茨城県にある木材市場へ行ってきました。その木材市場は、通常の木材市場の他に「原木市場」と「銘木市場」を併設しているため、1箇所でいろいろ見ることができ、勉強になります。写真は、そこの「原木市場」の風景です。実は今回、造園屋さんからお茶代程度で譲りうけ、1年半当店で寝かせておいた欅の原木を、「その原木市場の競りにかけて売ってもらう。」ということが茨城まで行った最大の理由であります。東京の材木屋だと原木から扱っている店は少なく、うちのような老舗材木屋でも原木相場はよくわからないのですが、このところ景気が悪いこともあって、「驚くほど安いよ。」という噂くらいは耳にします。よって、1年半保管して、引き取り運搬・市場への運搬などの経費を考えたら、赤字になってしまう可能性もあるかと思いますが、相場の勉強も兼ねているので、欲しい人がいたら、市場にオマカセで売ってもらうことにしました。どんな結果がでるか、少し楽しみです。なぜ、今になって原木の相場をわかる必要があるのかというと、ホームページを見た人などから、「立木を伐採し、処分にもお金がかかるので、引き取ってくれませんか?」といった問い合わせが今まで何度かあったからです。原木で引き取ると、たとえ挽き割って板に製材しても、乾燥するまでに時間がかかるし、置き場所も必要になってきたりするので、1~2本ならまだしも、何本も引き取ることが難しくなってきます。そこで、原木の相場がわかっていれば、運搬費などを考慮してマイナスになるかどうか検討し、引き取れるかどうかの判断がしやすいと考えたからです。中には、いくらか支払ってでも欲しいという原木も出てくるのですが、相場を把握していないと、おおよその数字さえわからず、話がまとまらなかったということもありました。(このときは、とてもいい木が2本あったのですが、残念でした。)とにかく、木に関することでしたら何でも、気軽に御相談下さい。