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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

「杉高齢木の薄板」、大量入荷してます。

2009.10.13 20:50

先日、ケヤキの丸太を原木市場の競りに出してもらいに行ったときに、その市場で、杉高齢木の薄板を25枚まとめて購入してきました。個人的に、幅が10cm以上あればよい用途で使いみちがあったので、くっきりと割れのはいっている板を数枚選んで、すでにプライベート用として製材し確保してしまいました。写真は、その余りです。(この写真のもののほかに、もっと良い部分が十数枚残ってます。)この板を競り売りしているとき、板が重ねて置いてあったため、全てを十分に見ることができなかったのですが、木の雰囲気がとてもよかったため思い切って競り落としてみたところ、「開けてビックリ、幅広の赤身の超風格のある板が何枚も入っているではありませんか。」上っ面しか見えなかったことが幸いし、品物の割りに安く競り落としてくれ、「自分の今までの仕入れベスト3に入るのではないか。」と思ってしまうほどの良い仕入れになりました。先日の木材業界の新聞によると、新木場にある木材問屋さんが、この秋に2社、店をたたむそうです。このお店とは関係ありませんが、東京の材木屋は、跡継ぎがいても跡を継がせずに、「自分の代で終わりだ。」と言っている店主も多いと聞きます。東京の材木屋への需要は減り続けていますが、東京の材木屋自体も減る一方なので、店の認知度を今以上に上げていければ、お客さんも増え、生き残っていくための追い風になるのではないかと思い、いろいろと模索しています。