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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

「桜のスツール」、納品しました。

2011.04.08 00:07

写真は、先日納品させていただいた「桜のスツール」で、木工房のいとどさん作です。お客様の思い出の庭木だったソメイヨシノの切り株を挽き割り製材し、当店内で約2年自然乾燥させてから製作したものです。ソメイヨシノは、木の素材としてはあまり使われない木ですが、ヒビ割れをうまく逃げて製作してもらったこともあり、桜独特の色合いで、とても良いものができました。手間と時間をかけた分、最終価格もそれなりの金額になってしまいましたが、それでもお客様も満足してくださり、一生残る思い出の品として、こっちも満足のいくものができ、うれしく思います。ただ、2年も待ってくれるお客様はなかなかいないので、一般的には、30度~40度という低温で乾燥させるバイオ乾燥が、おススメです。木のことなら何でも、気軽に御相談下さい。このところ、車で走りながら町の材木屋さんを見ていると、ベニヤを大量に保管している風景をよく見かけます。「飲料水不足は、今までの2倍供給しているのに、8倍の需要があるために発生している。」とテレビで言ってました。ベニヤ不足もこれと同様、材木屋さんたちの小さな買占めにも要因があるのではないかと思います。といってうちも偉そうなことを言えるわけではないのですが、この状態が続くと経済全体にも悪い影響をあたえかねないので、来週からは、少しづつ様子を見ながら流通させていこうと思っています。