「ブビンガのカウンター」納品しました。
写真は、ブビンガという木のカウンター用天板で、サイズは約4900mm×600mm×65mmあります。こっちで仕上げはせず、帯ノコでだいたいの平面出しだけして納品、後は現場で仕上げるそうです。長くて幅の広い広葉樹のカウンター板というとブビンガを使うことが多く、実際、ブビンガの引き合いはちょくちょくあります。昨日は、イタリアンレストランへの納品でした。長くて重いカウンターは、うちとしても在庫負担がかかりすぎるため、材木屋としてのツテをたどって今回、希望したジャストサイズにカットして1枚のみ購入させてもらいました。ただ、赤身の耳なしで、物を見て選べないという条件付きではありましたが・・・。それでも、要らない部分まで含めて1枚まるごと購入すると平気で50万円とかしてしまうので、現実的には、欲しいサイズのみをカットしたものを、指定なしで購入するのがいいのではないかと思いました。(指定なしではありますが、注文取り寄せ品なのでそんなに悪いものは来ないのが普通です。)今日、うちの父(勝又木材の社長)の最新式電動車椅子がやってきました。このところ脚も弱くなり、病院以外ほとんど出なくなっており、なんだかわからないけど寂しく思っていたのですが、コレに乗って外に出かけようという気持ちがあることを今日認識し、それだけで少しうれしくなりました。はっきりとした理由はわかりませんが、親の老いを感じると寂しくなり、前向きな気持ちを感じるとちょっと安心する感じがします。子供のころにはこんなことまったく思わなかったのに不思議です。自分も子の父親となり、自分の子供たちは今、自分が子供だったときと同じように何にも考えてないと思いますが、それでも以前ちょっと感じたことがありました。数ヶ月前になりますが、私が無精ひげを伸ばしていたときに白髪のヒゲがかなり多くなっていて、そのときに子供が「白髪のヒゲやだ、それば」と、いつもは何にも気にしないような子がそう言ったとき、きっと今の自分と似たような感覚、親の老いを感じ、寂しい感じがしたのではないかと思います。そんな子供たちの夏休みが始まりました。これから約40日間が憂鬱です。