最大規模の競り売り
2013.09.15 21:00
14日土曜日は、木材業者だけで800人くらい集まる近年最大規模の競り売りに参加するため、筑波まで行ってきました。写真は、その一風景です。聞いたことのない名前の輸入材などいろいろな無垢材が出品されていて、興味をそそられましたが、輸入材には手を出さず、桐・欅・山桜などを少し競り落としてきました。13日は、少量配送でも採算の合うモデルケースの1日となったのでご紹介します。朝、近所の木材市場に材料を引き取りに行き、会社に戻ってそのうちの一部の材(A工務店の分)と近所の私立校から注文いただいた材料を積んで2か所配達し、午前中を終えました。午後は、B工務店の材と、企業からの注文の現金回収の材を積んで車で10分程度の現場を2件まわり、戻ってきて、店舗改築中の一見のお客様の現場へベニヤを隣駅近くまで26枚配送して配送を終えました。計5か所、材は合計で2t車1台分も満たないほどの量ではありましたが、1日分の配送として考えている利益額を上回りました。近年、東京の材木屋はトラック満載で出る配達便が少なくなっていますが、そんな中で商売を続けている会社も多いことと思います。世の中、大量生産が減り、多品種少量生産が増えつつあるのと同様に、材木屋の配達もトラック満載便が減り、多現場少量配送が増えつつあります。こういった流れに体制を整えていくことも町の小さな材木屋の生き残りの選択肢の一つとなっていくことと思います。