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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

アフゼリア

2014.06.21 17:18

アフゼリアという木のウッドデッキ材が初入荷しました。恥ずかしながら私も今まで存在を知らなかった材ですが、価格はウリンやイぺなどの1.5倍以上になります。アフリカ系の木で肌がブビンガなどに近くケバ立ちにくいのが特徴のため、保育園などの児童施設のデッキなどに使われるようです。在庫はいたしませんが、こんな材料も取り寄せできますので、お探しの木などありましたらまずはお問い合わせ下さい。先日、珍しい注文をいただいたのでご紹介します。1坪当たり定価2万円強のメーカー品のフローリングを施主様・工務店様立ちあいのもとで決めてご注文いただき、事務所に戻って発注しようとしたら、工務店の社長から電話があり、「お客様に出した見積もりに見合わないからもっと高いやつにしてくれ。」と言うのです。施主様も立ちあいのもとで決めたことなので普通ならそのまま工務店の利益にしてしまいそうなものなのに、結局定価5万円以上のものに変更になりました。それとは別に、下地用に耐水ベニヤを数十枚注文されたので、「これも全部下地で使うんですか?普通はみんなラーチ合板を使っていますよ。」と言うと、「うちは高いものを使うことにしてるから。」と言うのです。どうもそのあと話を聞いた感じだと、建築で最もかかるのは人件費なので総額で考えたら材料に質の高いものを使った方が仕上がりのクオリティーが高いし、それが他社との差別化になるといいたかったみたいです。「予算がないから何か安いのないかな。」といった相談は毎日のようにありますが、この工務店さんのような注文は珍しいので、「こういった差別化もあるんだな。」と関心してしまいました。