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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

けやき社木

2014.10.01 01:38

数か月前に製材に出していたケヤキの社木を今日引き揚げてきました。30㎝前後の塊3つに製材してあり、良い部分だけうまく使えれば彫刻材にもなりそうな、年輪の詰まった柔らかそうなケヤキ材です。興味のある方がいらっしゃいましたら、是非実物を見に来て下さい。今日、久しぶりに新木場へ行ってきました。帯鋸製材業者さんとちょっと話したのですが、また、同業者が1社廃業したみたいで、常に忙しいようです。確かに、製材をお願いしたいとき、事前に電話すると、いつも仕事が詰まっていてなかなか融通がつかないといった状況が多いのですが、景気が上向いているというより、高齢などを理由に製材業者が減少し続けていることが大きな要因みたいです。木材業界では、依然としてほとんどの会社が不景気だと思いますが、一方、ちょっと仕事が増えてきたりしたら一気に人手不足になってしまいそうな気配もあります。やはり、木材製材業者のような経費や労力の割に利益があがらない商売ということになると、人手不足になったら余計に後継者や独立して新しく起業する人も出てこないので、今より手間賃相場が上がることで存続していってほしいと思います。(うちが依頼する製材の手間賃だけ上げられると困りますが、相場として値上がりする分には悪いことではないと思います。)