桧乾燥材
2016.03.17 01:46
昨日に引き続き桧ですが、写真は上2本が低温乾燥材、下が中高温乾燥材で、ご覧のように低温乾燥材は桧本来のピンクっぽい色合いなのに対し、下の1本は黄色っぽい色合いになっています。低温乾燥は色艶もよく、香りも桧本来の香りに近いのですが、高温乾燥材はちょっと燻製っぽい香りがします。今、流通している桧柱は背割れのないものはほとんど中高温乾燥になっているのではないかと思います。というのも、高温乾燥は内部割れのため表面には割れが分かりにくいのに対し、低温乾燥だと表面割れが出て見栄えがよくなかったり、乾燥時間がかかり、コストに影響が出てきたりといったことがあるのだと思います。と、偉そうなことを言っていますが、見るからに割れていたり、曲がっていたりする柱を売るよりは、比較しなければわからない高温乾燥の黄色っぽい色の桧柱を売っているほうがクレームになりにくいといったことは事実であり、結果として、そういったものが主流になっていくのは当たり前のことなのかもしれません。今日、仕事が終わって吉祥寺のカルディにワインを買いにいってみると、いつも税込1200円くらいで売っているカルディで一番のお気に入りの赤ワインが税込800円くらいでセール特価品になっていて、さらに10%OFF券を持っていたので、8本まとめて大人買いしてしまいました。左右の手に4本づつ持って何とか家まで持ち帰りました。これでしばらくはおいしく赤ワインをいただけそうです。