時代は移りゆく
2017.02.02 01:27
この2~3年は特に、インターネットからの問い合わせから仕事になるケースが増え、知ってもらうことの大切さを痛感しています。仕事になるものとならないものとありますが、インターネットがなかったら99%問い合わせががなかったと考えられるような引き合いが多くあります。インターネットが流行り始めたころには奪われる仕事ばかりが目につき、「東京の材木屋は、仕事を奪われるだけなのか!?」と思っていたのですが、地方からの運賃が上がってきていることも関係しているのか、「近くだから、いろいろと都合がいい。」といったようなことを理由に、問い合わせから注文をいただくことが増えている気がします。建築業者さんへの資材納入に関しても、今から15年くらい前には当店の売上ベスト3には入っていたような業者さんのうちの2社が現在は売上ゼロなのに、何とかやっていけてることが、その当時から考えると嘘みたいです。ちなみに、そのうちの1社はすでに会社が存在しなくなっており、もう1社は自社施工から撤退しています。少しづつ変わっていくことで、そのときどきにそれなりに手をうっているから現在があるのか、たまたま運よく「捨てる神あれば拾う神あり」といったことで何とかなっているのか、どちらかわかりません。ただ、厳しい状況のときでも踏みとどまっていられる会社の礎を築き、残してくれたのは、前社長の父であり、その前の先祖であり、そのことに感謝しながら存続していけるようがんばるとともに、自分も先祖に恥じない会社を残していきたいと思います。