桧無節は難しい
2017.04.06 19:26
昨日、お鮨屋さんのカウンター付け台用の桧無節材を2枚削っていたのですが、長さが長いほど、削るとどこかに節が出てくる可能性が高くなり、案の定、右側の板の下の方に節が出てきてしまいました。これでこの板はこの長さでは無節材ではなくなるので、価値が下がってしまいます。仕方ないので、今日もう1枚削るのですが、それも節が出てこないか今から心配です。桧の無節材は、お鮨屋さんのカウンターとか真壁和室の化粧材などで使うのですが、「無節材のはずが削ったら節が出てきたり。」といったことはつきものなので、いろいろと難しいところです。ただ、手間とコストはかかりますが、やっぱり本物は存在感や香り、艶など、本物でしか感じられない本物感があるので、これからも必要とする方はいなくならないと思います。木のことなら、何でも気軽にご相談下さい。