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東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

米松の接ぎ板

2018.05.17 03:19

今日、久しぶりに写真の板を注文いただいた方が来られたので、納品したのは数か月前ですが、米松の接ぎ板をご紹介します。この板は、当店が集成材を仕入れている業者様からの注文で、大きいサイズが1200mm×800mm、小さいサイズが800mm×600mmで、合計10枚以上の注文だったと記憶しています。米松節有り材は、おそらく杉の次くらいに安く作れる素材で、一枚の板幅が20㎝ということと厚みまで考えると、もしかしたら杉よりも安くなると思います。一点ものとしては、見た目がラーチ合板みたいでオススメしませんが、無垢材でまとまった枚数が必要な場合などはこういう選択もありなのかもしれません。ただ、米松の平角乾燥材を厚み割りして板取りしたものをすぐ使うと反りが出やすいのが難点です。実際に2~3枚は肉眼でわかるくらいの反りがあったので、お客様に確認をとったところ、特別気にならない程度だったらしく、この後に追加注文もいただきました。「安い」と書いてしまうと、安いイメージで問い合わせいただきますが、接ぎ手間もありますし、板割り手間もありますので、もちろん集成材よりは高くなりますので、あらかじめご了承下さい。