『対話劇』Interview⑤ 阿部えれに

『対話劇』出演者インタビュー、ラストはエリカ役の阿部えれに(あべ・えれに)さんです。

(聞き手:坂本樹)

ーーーよろしくおねがいします。自己紹介をどうぞ。

明治大学農学部 阿部えれにです。演劇系の団体には入っていませんが、普段は生田の山の中でトランペットを吹いています。

ーーー今回の脚本を読んだ時の感想は？

公民権法か。なるほど。わからん。

新しいことを知れたなー、と。

ーーー馴染みのない設定の中で演じるにあたって

もちろん調べられる範囲のことは調べるのですが、それよりも作者であったり周りの役者が何を感じているのか、ということを大事にしています。Wikipediaには頼りません笑

ーーー今回、阿部さんが演じるエリカとはどんな役ですか？第一印象なども聞かせてください。

エリカは、日本人の母親(エミ)を持つ女の子です。漫画を描いたり外で遊んだり、喫茶店で大人たちに囲まれて楽しく過ごしたりと活発な 反面、シングルマザーの家庭で質素な生活を強いられているため、比較的裕福な友達に憧れを持っているという側面もあります。初めてエリカの台詞を読み切った時、子供のもつ好奇心や純粋さというのは、それがまっすぐなだけに大人にとってはあまり直視したくないものだったりするよなあと痛感したのを覚えています。

ーーー阿部さんの子供時代は

バッタ追いかけたり絵を描いたりしてました。エリカそのものですね。たまたまなんですけど笑

でも好奇心が表に出るか、という点はエリカと違うところですね。自分は割と黙々と色んなことをやっているタイプだったので

稽古場での阿部さん

ーーー宣伝文には「また、あなたと話がしたい」という言葉があります。あなたがまた話したい人っていますか？

高校の友人達です。演劇部と漫画研究部に入ってたんですけど、どちらも心のオアシスでした。実は今月に同窓会で話せます。楽しみ。

ーーー最後に意気込みをどうぞ！

エリカ、ニッコニコで頑張ります。宜しくお願いします！

ーーーありがとうございました！

『対話劇』

快晴プロジェクト#1

▷作・演出

長谷川浩輝(快晴プロジェクト)

▷出演

香村泉希(Petit French Kiss)

山口もね(街の星座)

松塚道顕(実験劇場)

磯尚太郎

阿部えれに

▷御予約(阿部扱い)

http://ticket.corich.jp/apply/97281/003/