近況
2025.10.19 17:19
沖縄で開催されていたアジア家族療法学会に一週間程行っていた。観光したの国際通りを歩くことだけ。あとは学会参加、ホテルで執筆、夜は国内外の参加者と飲み会だった。台湾の仲間とは兄弟のような関係だ。もう10年付き合いがある。今回の参加者はアジアだけでなく、オーストラリア、フィンランドなど多彩である。会長を務めた高山村で開業する田村先生のAccessbilitiy(接続性)は素晴らしい。堪能な英語を駆使して、仲間を拡大していく。会は盛大でフレンドリィだった。帰ってからやっていないタスクに追われている。年末までに、講演会はが、横浜、群馬、福岡とあり、講義は都内で2つ、オンラインもある。
臨床だけやろうと開業したら、大学教員時代よりも講演、講義、執筆依頼が増えた。大学教員時代は週に10人程度しか診ていないが、今では一日70人を超える。
本当は一人に時間をかけて精神療法的に関わりたい気持ちもするが、どうしても診てもらい患者さんもいるので、時間外枠まで作ってやっている。
私の診療スタイルは、精神科医の読む学会誌には書いているが、医師と患者、医学的診断にだけに特化はしない。オープンダイアログという言葉が流行る前から、接触面をずらし、対話を大切にしてきた。対話からは私も患者さんから学ぶ。
アジア家族療法学会で、香港のセラピストがクライアントの自己の多面性に注目する介入を発表していた。私がやっていることと同じであり、今後は交流しようと考えている。
→話しは変わるが、大谷選手の最後の10Kに3ホームラン、何かやるとは思っていたが、予想を超えた。誰もが言うが、同じ時代に生きていて幸せだと思う。
患者さんが紹介してくれたビリーアイリッシュは良い。