生きてるだけで苦しい⁉️

お釈迦さまが悟りを開いて初めて説いた真理。

それは

“四諦”

でした。

「４」つの「諦」めと書いて四諦（したい）。

一つ目が「苦諦（くたい）」次に「集諦（じったい）」「滅諦（めったい）」「道諦（どうたい）」があります。

もともと「諦める」という文字には

“物事を明らかにする”

という意味があります。

まず…

苦しさについて紹介させていただきます。

生きているだけで苦しいと説くお釈迦さま。

生まれる苦しみ。

老いる苦しみ。

病気の苦しみ。

死への苦しみ。

この４つの苦しみに加えて…

愛する者と別れる苦しみ。

嫌いな人と会わなくてはならない苦しみ。

欲しいものが手に入らない苦しみ。

自分の存在意義が見つからない苦しみ。

など、様々なものがあります。

この苦しみの根源とされるものは何か！？

それは煩悩（＝欲）といわれています。

４つの苦しみ。

全て含めれば８つの苦しみ。

これを四苦八苦と言い…

四苦（４×９）は３６。

八苦（８×９）は７２でございます。

３６と７２を合わせれば「１０８」という煩悩の数になるわけで…

人は煩悩によって苦しめられているのかもしれません。

生きている奇跡。

老いることの喜び。

一病息災という捉え方。

輪廻という考え方。

永遠でないことの気づき。

成長の機会をいただくことの尊さ。

満足しないことの価値。

分からないことの面白さ。

生きていること自体が修行であり、善行が徳へと変わり運となって気づかされます。

苦しみは必ずや解消されます。

重要なのはその意識があるかどうかということ。