マイクロソフトのサポート期限
Windows10のサポート期限を10月14日に迎えましたがサポート期限で気を付けなければならないのはそれだけではありません
Officeにもサポート期限は存在致します
Office 365等のサブスク版は自動アップデートを行うため契約中にサポート期限が切れることはありません(サブスク契約を止めると従来通りの編集等が出来なくなりますがWeb版での継続は可能です)
しかしOffice 2024,2021,2019といった「永続版(買い切り版)」は使用期限はありませんがセキュリティ対策的には発売開始から5年でサポートが終了します
(Officeのプログラムに欠陥が見つかってウイルスに感染しやすくなっても対応しないということです)
Windows 11だからといって全ての機種がMicrosoftのサポート対象ではありません
Windows 11でもバージョンが存在しており古いバージョンは順次サポート終了しております
(既に終了している「22H2」までのバージョンは当店では簡易サポート適用外となります)
ネット接続されていないパソコンや接続時間が短いとバージョンが古いままですのでご注意下さい
(1週間に合計1時間以上の接続をお薦めしております)
実際に接続時間が短すぎて自動アプデートも出来なくなっているPCを時々見掛けます
(強制的に最新版へのアップデートを行おうとして出来ない機種がほとんどです)
現在サポート中のWindowsについて
OSバージョン:Windows 11,Windows10(ESU登録品のみサポート中)
エディション:Home(個人向け),Pro(企業向け),Enterprise(大規模企業向け),Education(教育機関向け)
OSビルド H2バージョン:25H2,24H2、23H2(2025-11-11)、ESU登録済みのWindows10 22H2
Windowsの名称バージョン「10」「11」と、大型アップデートで付けられる「**H2」(20**年度後半)バージョンが混同しそうですのでご注意ください
一般的には「Windows11 (Home,Pro) (Version) 25H2」と呼んだりします
(括弧内は略すことが多いです)
「ESU」とは拡張セキュリティ更新プログラムで、サポートが終了した後に特定のレガシ Microsoft 製品を実行する必要があるお客様向けの最後の有料オプションです
・Windows10のESUは年間サポート料を払うと2028/10/10まで有効です
料金は個人向けで年間¥3,500円と言われていますが値上げの可能性も秘めています
・Windows10のESUは個人向けを対象に特定の条件を満たすと1年間は無料で使えるようにもなりました(2025年8月以降順次個別対応)
下記は個人使用で影響力のあるとおもわれる製品のみ掲載します
主なサポート終了製品
- Internet Explorer(EdgeのIEモードを除く全バージョン)
- Microsoft Windows Live Mail(全バージョン・新規不可、データ移行に制限あり)
- Microsoft Windows 8.1 迄
- Microsoft Windows 10(ESU:サポート延長プログラム未登録の全バージョン)
- Microsoft Windows 11 Version 22H2迄(23H2も間もなく終了します)
- Microsoft Office 2019迄(認証も出来ない場合があります)
主なサポート終了予定製品
- 2025-11-11 Microsoft Windows 11 Version 23H2
- 2026-10-13 Microsoft Windows 11 Version 24H2(Windows 10 ESU 無料登録品)
- 2026-10-13 Microsoft Office 2021
- 2027-10-12 Microsoft Windows 11 Version 25H2
- 2028-10-** Microsoft Windows 11 Version 26H2 (未発表のため予想に過ぎない)
- 2029-10-09 Microsoft Office 2024
Windows 12情報
当初2024年秋に登場との話がありましたが、AI機能を取り入れるなどの理由で延期となりました
また2025年秋との情報も再延期となったと言われております