Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

心の筋トレ部

よく開かれる学級会🏫

2025.10.22 01:25

学校では校内研修会というものがあります。

多くは教育大学の先生をお招きして行う研修会。

今の教育の最先端について教えていただく機会となります。

以前…

学級会の必要性についての研修がありました。

学級会でどんな方向性の話にさせていくのか!?

どう子どもたちから意見を出させるか!?

様々な工夫の提案を伝授していただき、熱心にモニターを写真に収める先生たちの姿。

まさしく学びの姿そのものでした。

学校と教育大学の関係は…よく私にはわかりませんが、中堅の先生たちが新たに大学院生として学びに行く場。

大学院に派遣される先生たちの多くは出世していく姿を見ていると、

「同じゼミの仲間」

「同じ先生から学んだ仲間」

という関係でしょうか?

ただ、大学から招かれる先生への敬意の表し方は関係のない私からすると少々過剰な感じもします。

教育という分野で学び、より深めたところで、それは教育の分野に詳しくなっただけなのかもしれません。

学級会について言えば、“集団心理”や“社会心理学”から考えると実に面白いテーマ。

例えば…

様々な熱量の子がいる集団の中での学級会は、無難な意見しか出ないため、同じことを繰り返す結果に。…

一方で、熱量が高い子が目立つ集団では、極端な意見に偏ってしまい、新たな火種となってしまいます。

何かあるとすぐに学級会を開く学級ほど、まとまらなくなる現場をよく見かけます。

集団心理や社会心理学の知識を伝えたとしても、「机上の空論」と拒絶してしまいます。


一つの分野に偏ることなく、学びの幅を広げることこそが、今の教育界には必要なことなのではないかと感じる今日この頃です。