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schoko(ショーコ)バイオリン教室 芦屋

学ばせてもらったこと

2016.03.03 14:47

「チャンス」は、あっという間に自分の前を通り過ぎていくので、後ろ髪1本でも引っ張って自分の手で掴み止めないといけないというようなことを、聞いたことがあります。


※後日わかりました。

「幸運の女神には、後ろ髪はない」レオナルド・ダ・ビンチ

「やってくるチャンスは一瞬で、掴むには相応のリスクを伴うが、慎重に考えためらっていると女神は走り去り過ぎてしまい、後で追いかけても、もうチャンスを捕まえることはできない」

そうすると、女神は刈り上げ頭(泣)ということになるので、ダ・ピンチが2つの異なる格言を混ぜて伝えてしまったという説も。


「ご縁がある」というのも、チャンスの1つだと思います。

人との出会いは、お互いがそれぞれ自分で決断してチャンスを掴み取って実現するのだと、今回の合奏コンサートで実感しました。


前回ブログ後半でも書きましたが、合奏コンサート開催という決断自体、毎回悩みまくることです。

どこの教室でも先生がやろうと言わなければ、生徒さんたちが企画できることではないので。


自信がなかったけど、日程調整してとりあえず会場を予約しておこうと決心。

その後は、やらなきゃしょうがないという風になるよう、自分を仕向けていきます。

他のお仕事でもなんでも、こういうことはありますよね。


今回は、今まで開催していた会場の予約日(本番2ヶ月前)の朝に雨が降り、原付で出かけられないので面倒で予約に行かなかったことで、急遽計画が大幅に変わりました。

(本当は傘をさして歩いてでも、余裕で行ける場所なんですけど…)


午後雨がやんで、予約に出かけようかと思ったときに、違うホールの情報を偶然思い出し、あわてて電話連絡とって見学に行って会場変更して、その後リハーサル日も会場の空きに合わせて急遽変更して・・・と、後で思えば小さな決断の連続でした。


ホールのキャパシティーが大幅に変わったので、企画内容も全く変わり、そのことが新しい出会いにつながっていきました。


今回の合奏コンサートで痛感したのは、参加された方々の私に対するレスポンスがものすごく速かったことです。


積極的でないこともあった中学生の女の子たちが、むずかしい二重奏演奏の私からのオファーに、2人とも別々にその場で「弾きたい!」と二つ返事してくれたこと。嬉しかった!


伴奏や家族でのトリオ演奏をお願いしてみた方々から、びっくりするほど即決で参加したいとのお返事があったこと。


本番まで時間がなく、もし「考えさせて下さい」と決断できず迷っていたら、その間に違う構成の企画を考え始めていたと思うので、ご縁は気付かないうちに通り過ぎていたでしょう。


さっきの雨の話もそうですが、「もしこの道を右に曲がっていたら・・」「何秒か前に家を出ていたら」とかって、毎日のささいな出来事がどんどん枝分かれして行き今があるうえ、一人ひとり枝分かれしていった先で出会いがあるなんて、奇跡のように思えます。


ぼんやりしていてはいけませんね。

と言っても、ぼんやり決断しない時間もないと、何事も続けられません。

無理はしなきゃいけないけど、無理のしすぎはいけないというのが、バイオリンとヨガとの長年の付き合いから教えてもらった教訓です。

合奏ハイ・ホー自作譜です