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宇都宮ブレックス「自分たちは諦めずにやり続ける」

2025.10.23 01:54

【B1リーグ】宇都宮ブレックスが怒涛の逆転劇、三河のホーム開幕戦を制す

2025年10月18日、B1リーグ2025-26シーズン第4節GAME1、シーホース三河対宇都宮ブレックスの一戦がウィングアリーナ刈谷で行われた。試合は昨季王者・宇都宮ブレックスが第4クォーター終盤に怒涛の追い上げを見せ、82-90で逆転勝利。三河のホーム開幕戦を白星で飾った。

試合は序盤から三河が主導権を握り、第4クォーター残り4分半まで二桁リードを維持。しかし宇都宮はそこから3本連続のスリーポイントを決め、一気に流れを引き寄せた。リバウンドやペイント内での得点でも三河を圧倒し、王者の底力を見せつけた。宇都宮はD.J・ニュービルが27得点、アイザック・フォトゥが23得点、ギャビン・エドワーズが15リバウンドと活躍。特に終盤の集中力と粘りが勝利を呼び込んだ。試合後、宇都宮のヘッドコーチ(HC)は「自分たちは諦めずにやり続けたことが良かった」と選手の姿勢を称賛。「三河は本当にいいチームで、一つ一つのプレイに良さがある。終盤11点差から諦めずに戦い抜けたことが素晴らしかった」と語った。

一方、惜しくも逆転負けを喫したシーホース三河のライアン・リッチマンHCは、「終盤はタフな展開だった」と試合を振り返った。宇都宮を「チャンピオンチームとして素晴らしい」と称えつつ、「我々も36分間は本当に良いプレーをした」と選手をねぎらった。しかし「勝つためにあと少し足りなかった」と終盤の詰めの甘さを認めた。

またリッチマンHCはリバウンド面の課題を指摘。「宇都宮のフォトゥとエドワーズはオフェンスリバウンドが強いチームの中心。そこを改善する必要がある」と話し、「今日の経験を糧に、明日は必ず勝ちたい」と次戦への意気込みを見せた。

宇都宮は王者らしい粘りで開幕からの勢いを維持。三河はホームで惜しい敗戦となったが、内容には手応えを感じており、今後の巻き返しに期待がかかる。

取材:HiroshigeSuzuki/SportsPressJP