台湾でもらった言葉
2025.10.24 02:58
台湾のカフェで見かけた、この言葉。
気になって調べてみたら、台湾のアーティストで現在はアメリカ在住の
謝德慶さんの言葉でした。
1950年生まれの謝德慶さん。作品も人生も型破りの破天荒すぎて、安易に語ることがはばかられるのですが。
1年間、外に出ない!とか、反対に、1年間、室内に入らない!といった「1年」区切りのパフォーマンスが代表作品。極端すぎる!過激すぎて、驚きです。
こんな体を張ったパフォーマンスは、もう、これから生まれないのでは?なんて思ってしまいます。
この言葉は
《One Year Performance 1978–1979 (Cage Piece)》
→ 自宅の部屋に檻を設置し、1年間誰とも話さず、読まず、書かず に過ごす。
この作品の中で語られたのが
> 「生命是終身徒刑,生命是度過時間,生命是自由思考。」
> 「人生は終身刑。人生は時間を過ごすこと。人生は自由思考である。」
・
旅行中につかっていた心のアンテナは
日常に戻ると姿を消して
それはまるで、自ら檻の中に戻っていくよう…
檻のなかは安全だけど、何か足りないような気がするのが
本当のところ。
台湾でもらった、この言葉
もうしばらく
時間をかけて
かみかみ、はむはむ
嚙み砕いてみたいと思います。