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エレーナ・リバキナ「一つひとつの瞬間に集中してきた」

2025.10.24 11:04

女子テニスの「東レ パン パシフィック オープン」(WTA500/東京・有明コロシアム)は24日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのエレーナ・リバキナ(カザフスタン/世界ランク7位)が第9シードのビクトリア・エムボコ(カナダ/同23位)を6-3、7-6(4)のストレートで下し、準決勝進出を果たした。この勝利により、ルバキナは3年連続でツアー最終戦「WTAファイナルズ・リヤド」への出場権も確定させた。

前週の大会で今季2つ目のタイトルを手にしているルバキナは、好調を維持して今大会でも初のベスト4入りを決めた。第1セットは立ち上がりでリターンゲームをブレークし、サーブの安定感を武器に主導権を握って6-3で先取。続く第2セットは互いにサービスキープが続く拮抗した展開となり、タイブレークに突入したが、ルバキナが要所を締めて7-6(4)で勝利を収めた。


この日のルバキナはサーブが絶好調で、最速197キロを記録。試合後、「屋根が閉まった状態では風や太陽の影響がなく、誰にとってもサーブが打ちやすい」と語り、自身の得意ショットを生かしたプレーを振り返った。「ビクトリアとの試合は非常に難しかったが、2セットで勝つことができて嬉しい。第2セットは特にタフだったが、タイブレークでプッシュできたのが良かった。サービスゲームを一度も落とさなかったことにも満足している」と試合後にコメントした。


また、今大会で確定したWTAファイナルズ出場については「最後の2週間はファイナルを意識していたが、まずは一つひとつの瞬間に集中してきた。その結果、目標を達成できて嬉しい」と語った。さらに、「シーズン終盤で疲労が溜まっているので、体のケアを最優先にし、健康な状態でシーズンを終えたい。次のシーズンに向けてもしっかり準備したい」と今後を見据えた。