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有岡城跡

2025.10.28 09:00

伊丹へ行ってきました。

10月4日(土)は「古志」大阪支部による伊丹吟行句会でした。

句会の模様はまた後日。

まずはJR伊丹駅前の有岡城へ。

かつて伊丹は摂津国のヘソと呼ばれたとのことで、

古代より山陽道、有馬道が交差する交通の要衝として発展してきました。

有岡城はもともと伊丹城という名前でした。

室町時代には伊丹氏が治めていたのですが、

織田信長の家臣、荒木村重がこの城を武力で奪い取り、

城を大幅に改築、城下町を形成し、総構えの大城郭を作り上げました。

そして有岡城と改名したのです。

有岡城について、ルイス・フロイスはその印象を

「甚だ壮大にして見事なる城」と書き残しています。

現在は石垣を残す程度なので、

当時の規模感などはあまり実感できませんでしたが、

最先端の城郭だったのでしょう。

また、この城は黒田官兵衛が幽閉された場所としても知られています。

天正6年(1578)、荒木村重は信長から離反します。

官兵衛はその村重の説得のために、有岡城を訪れますが、

捕らえられて土牢に幽閉されてしまいます。

約一年後、有岡城が落城した際にようやく救出されました。

激動の時代をくぐり抜けた城ですが、いまは駅前に静かに佇んでいます。