3/28 堂守役・仲田尋一さんインタビュー
プリンスオペラ第一回公演「トスカ」。
ご出演のみなさまのインタビューをお届けしております。
3月28日(土)今牧組のみなさまのご紹介から
更新を続けております。
第4回は、堂守役を歌われる仲田尋一さんのインタビューです。
大阪音楽大学大学院を修了ののち、
新国立劇場オペラ研修所第21期を修了された仲田さん。
昨年は井上道義氏が指揮をつとめられた全国共同制作オペラ「ラ・ボエーム」で、
アルチンドロ役を歌われました。
──ご自身の歌われる役柄について、ひとことお願いします。
「堂守はいつかやってみたい役でした。
僕にとってはプッチーニは少し重めの作曲家。今回のガラコンサートでもロッシーニ作曲の『チェネレントラ』からのアリアを歌いますが、普段はモーツァルトやドニゼッティ、ベッリーニなどをレパートリーにしています。
だから『トスカ』でもスカルピアではなく、堂守が自分の役だなと考えていました。
限られた出番の中で、歌だけでなく芝居の要素も多く書かれているのが堂守。第1幕のカヴァラドッシのアリアの中では、スパイス的な役割が求められます。
カヴァラドッシの存在感を際立たせられるよう、舞台での自分の仕事を全うしたいです。」
──9/21のガラコンサートで歌われた曲目について、お聞かせ願えますか。
「ガラコンサートでは『チェネレントラ』のダンディーニのアリアと、『ラ・ボエーム』第1幕のショナールを歌いました。
ダンディーニのアリアはロッシーニらしい細かい技巧的な部分も求められつつ、やはり芝居の要素も多く求められる作品です。ショナールもまた、そんな役ですね。両方とも取り組んでいて、とても楽しかったです。
僕の声は明るく柔らかい声だと自覚しています。そのため、プッチーニなどの重厚な作品では、堂守やショナールだけでなく、たとえばベノアやアルチンドロなど脇を固める役割に回ることも少なくありません。
その時に、作品の中で自分が求められる役割は何だろうと考えて、それを歌や演技に反映させるのが好きなんでしょうね。ジャンルを問わず、表現することが大好きなんです。」
──最後の質問です。「あなたが歌うその理由」を、教えてください。
「子どもの頃から好きなことはいっぱいありました。芝居もそうですが、絵を描いたりすることも大好きです。やっぱり、ジャンルを問わず表現することが大好きなんですね。その中でも歌うことが続いていって、今に至ります。
オペラは歌も芝居も美術も全てが融合した総合芸術。あらゆる表現でのコミュニケーションが現場で生まれることに惹かれます。
カーテンコールの瞬間も、お客様との幸せなコミュニケーションですよね!拍手をいただくと、感謝の気持ちでいっぱいになります。そして、これからもまた歌い続けていこうと気持ちを新たにする瞬間でもあります。」
ご自身の個性と才能を客観的に分析し、その魅力を世の中に伝える努力をし続けている仲田さん。
稽古場でも、ご自身に求められている目に見えない役割を即時に理解して、バランスを調整しながらみなさまの空気を明るくされていく様子がとても印象的でした。
新しい時代を切り拓き、育てていく方になっていかれるのだろうと感じております。
仲田さんの堂守、どうぞお楽しみに!
プリンスオペラ第一回公演「トスカ」は、
2026年3月28日(土)・29日(日)
北とぴあ つつじホールで上演いたします。
チケットのご案内は、
2025年12月より開始いたします。
いましばらくお待ちいただければ幸いです。
また、プリンスオペラでは、
北区でのオペラをともに育ててくださる
企業様、個人様のスポンサーを募集しております。
特典もいろいろとございますので、
ぜひご検討いただければ幸いです。
詳しくは、
070-9120-2317、
または
princeopera.info@gmail.com
までお問合せいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。