手仕事『トナカイチーズケーキ』

子供達が喜びそうなクリスマスの手仕事を先週の水曜日『チーズツリー』（記事はこちら）として取り上げましたが、今週はサンタクロースの右腕として活躍するトナカイに焦点を当てた記事を配信しているためトナカイのチーズケーキに仕立ててあります。また小麦アレルギーのお子さんのために小麦粉を使わないケーキにしてあります。

材料はクリームチーズ２００g、砂糖５５g、全卵Lサイズ１ヶ、卵黄１ヶ、生クリーム１５０ccです。材料は全て常温にして使用しますので最低でも作り始める１時間前には冷蔵庫から出しておきましょう。

道具は固めのスパチュラ、ホイッパー、直径１２cmの型、オーブンシート（クッキングシート）です。

クリームチーズ２００gをスパチュラで滑らかにしていきます。冷蔵庫から取り出したばかりのクリームチーズを使用する場合は５００w１５秒ほど温めて使用しますが、温めすぎにはご注意ください。

クリームチーズに５５グラムの砂糖を入れ混ぜ合わせます。ジャリジャリとすることのないよう確実に混ぜ合わせてください。粉糖で行うと軽く混ぜ合るだけなので楽です。

卵を別ボールで卵液を作ります。卵 Lサイズなら計量する必要はないのですが卵が小さい場合は全卵６０g、卵黄２０gで作ります。ケーキやパン作りには確実な計量が必要で不計量だと失敗に繋がります。昨今の卵の値上がりで小さめの卵をご購入のご家庭も多いようなのでお気をつけください。

卵液は泡を立てないように静かに解きほぐします。

クリームチーズ生地に卵液を２回に分けて入れ、分離しないよう混ぜ合わせます。

次に生クリーム１５０ccも混ぜ合わせます。

完成時の口触りを良くするため更に生地を茶漉しや粉糖用の漉し器で漉し、さらに滑らかにします。

型にオーブンシートを敷きますが、一旦シートをくしゃくしゃに丸めて型に敷きやすいようにいてから液を流し込みます。

オーブンを２２０度で予熱し２０〜２５分焼きます。

焼き上がったら粗熱が取れるまで型に入れたまま放置します。その後一晩冷蔵庫で冷やします。直ぐにトナカイにしたいと思うでしょうが、粗熱が取れた後にカットしてしまうと形が崩れてしまいます。ここは仕上がりのためにグッと我慢です。

ケーキを一晩冷蔵庫で寝かせたら型からそっと抜きます。ケーキの中は一晩冷やしてもやや柔らかいので形を崩さないように温かいタオルで型の側面を温めてから取り出します。そして８当分にカットします。

ここからはトナカイのデコレーションを行います。デコレーション材料はお好みですが角はオレオやトッポが向いているでしょう。その他の鼻や目はグミ、マシュマロ、いちごジャムを使用しました。今回は小さな型を使用しているためオレオを半分にしてはバランスが悪くオレオをナイフで削ったのですが、トナカイの角を再現しようとすると割れてしまうためクワガタ寄りの角になってしまいました。皆さんはそうならないようアイディアを絞り出して挑戦してみてください。

目や鼻の土台はマシュマロを少し温めてちぎり形成します。目の中心部はオレオのかけらを、鼻はクランベリーのジャムを載せました。チョコレートペンなどを使用してみてもよいかと思います。