松道流書体文字
2025.09.20 01:53
道場に掛けられた掛軸を見ていた冨田和博石久副館長が不意に、〝この文字の書体は松道流だ〟と云われた。私は小学生の頃から波を意識して文字を描いていたが、書体の意識はなかった。直感で、この文字を「松道流書体文字」と命名した。令和7年9月18日のことだった。
嘗て、明治大学専門職大学院の故杉野周教授から、〝山岡鉄舟のように書を嗜んだら如何ですか、ホームページも制作しては〟と云われたことを思い出した。杉野先生は私の指導教授で、松栄館道場にも数回来られた。道場に掛けられた達磨絵は、研究室に掛けられていたものをいただいた。(右側の短い達磨絵)
松道流書体文字の第1号は冨田氏への松道流最高段位六段の免状で、謙久の師範証が続いた。山岡鉄舟の書の嗜みのように、私も松道流書体文字を気ままに描く。
令和7年9月20日
相久