「いじめる・イジる」を意味する“Bully”と“Pick on”の違い
おはようございます、Jayです。
イギリスでは毎年11月の第3週を“Anti-Bullying Week”(いじめ対策週間)としていじめに対する知識を高め・予防・対応方法などを学ぼうというのが行われています。
残念ながらイジメはどこの国でも起きていて、最近はスポーツ強豪校であったとニュースでありました。
ですので今朝は「いじめる」を意味する“bully”と“pick on”の違いについてです。
“bully” ≧ “pick on”
細かく説明していく前に、いじめというのはされている方がどう受け取るかで変わると思います。
している方はそんなつもりなくてもされている方が嫌なら止めないといけません。
“bully”はまさに「いじめる」という単語の代表格でちょっとしたものから深刻なものまで幅広く当てはまります。
“pick on”も「いじめる」となりますがニュアンス的に“bully”の方が深刻な印象です。
と言うのも“bully”はどの側面から見ても「いじめる」しかないですが、“pick on”は仲の良い友達同士で「イジる」や「からかう」という意味もあるからです。
例えば私の友達は「尻がデカい」と私の事をいじります。
私は尻がデカい事は認識しており、むしろスポーツで役に立つ事なので誇りに思います。(あと友達も本気で私を傷つけようとしているわけではないのが分かる)
ですのでこのやり取りは私にとっては“pick on”です。
“My friend picks on my butt.”(友達は私の尻についてイジる)
人によってはお尻が大きいというのが悩みの人がいて、そういう人にはイジメですしセクハラにも該当するでしょう。
そういう人に対して言うとネガティブ(いじめ)な方の“pick on”になりますし、その人がひどく傷つくなどすれば“bully”なります。
いかがでしたでしょうか。
“bully”は特に深刻な「いじめる」で“pick on”は「いじめる」というネガティブなものから必ずしもネガティブではない友達に行う「イジる・からかう」まで含みます。
いじめはやめましょう&なくしましょう。
関連記事:
Have a wonderful morning