電池の日
https://www.densyoso.com/%E2%98%85%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%80%81%E5%8D%81%E4%B8%80%E6%9C%88%E5%8D%81%E4%B8%80%E6%97%A5%E3%81%AF%E3%80%81%E3%80%8E%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%80%8F/ 【★きょう、十一月十一日は、『電池の日』】より
★きょう、十一月十一日は、『電池の日』
11月11日を漢字で書くと”+(プラス)-(マイナス)+(プラス)-(マイナス)”となり
電池の正極・負極を表わすことから電池工業会が制定した。
工業会では、11日から12月12日の「バッテリーの日」までを電池月間とし、電池の正しい
使い方や安全な使い方などを訴求していく。
https://www.baj.or.jp/battery/history/history01.html 【電池の歴史1 屋井乾電池】より
屋井乾電池
日本人として初めて電池を製作したのは佐久間 象山(1811年~1864年)であるとされています。電池は「ダニエル電池」(液体式)と思われます。
明治時代に、乾電池が世界に先駆けて日本で誕生しました。その発明者は屋井 先蔵(やい さきぞう)氏です。ただ、残念なことに、氏の作った会社は現在存在しません。
さて、屋井氏は文久3年(1863年)、新潟県の長岡に生まれました。明治8年(1875年)(13才)東京の時計店に丁稚として入りました。
明治18年(1885年)(23才)、電池で正確に動く「連続電気時計」の発明に見事成功し、明治24年(1891年)、特許として認められました。これはわが国の電気に関する初めての特許でした。
しかし、使用した電池は液体式のダニエル電池などで、手入れが必要なうえ、冬場は凍結して使えないなどの欠点がありました。そこで本格的に「乾電池」の開発に取り掛かりました。
日中は会社の仕事、夜は電池の開発を続け、3年間は平均睡眠時間が3時間程度でした。理科大学実験付属の職工となって頑張りました。学者ともよく相談したようで、屋井は産学協同の先駆者とも云えます。
正極に薬品が沁み出して、金具が腐食して使えなくなることが問題で、この改良に苦労していましたが、炭素棒にパラフィンを含浸することにより明治20年(1887年)「乾電池」を発明しました。
しかし、日本における乾電池の特許の第一号は屋井ではなく、高橋 市三郎氏です。海外ではドイツのガスナー、デンマークのヘレセンが1888年に乾電池を発明したことになっています。
明治27年に日清戦争が勃発し、ある日発行された号外で、満州において使用された軍用乾電池の大成功に関する記事が掲載されました。従来、液体型の電池が使われていましたが、満州の寒気に乾電池だけが使用でき、号外で「満州での勝利はひとえに乾電池によるもの」と報道されました。新聞はこの乾電池が屋井のものであることを聞きつけ、翌日の新聞にこれを書き立てました。
明治43年神田区錦町一丁目に販売部を新築し、同時に浅草神吉町に工場を設けました。海外品との競争に勝ち、国内乾電池界の覇権を掌握するまでに発展し、「乾電池王」とまでうたわれるようになりました。
昭和2年(1927年)若いころからの刻苦勉励がたたったのか、胃がんに侵され、急性肺炎を併発して急逝しました。享年65歳でした。屋井乾電池は、残念ながら後継者に人を得なかったようで、昭和25年に屋井乾電池の名は乾電池工業会の名簿から消えてしまいました。
https://kobonabi.com/kotonoha/bajorjp-denchi-senryu-2025/ 【一般社団法人電池工業会│「五・七・五」に乗せて詠んでみよう 2025年でんち川柳コンテスト作品募集[賞品 図書カード3万円分など]】より
概要
一般社団法人電池工業会(東京都港区)では、「2025年でんち川柳コンテスト」を開催、作品を募集中です。
小学生以上の方なら誰でも応募が可能です。
〈趣旨〉
「でんち」をテーマにした川柳を募集します。
「でんちがあってよかった!」「でんち切れで困った!」
など、電池にまつわる楽しいエピソードを川柳に詠んでください。
〈応募期間〉
2025年9月1日(月)から12月31日(水)到着分まで
〈その他〉
・応募作品は本人が創作した未発表のもので、他コンテスト等との二重投稿は禁止とさせていただきます。
・応募作品に関する使用・著作権等は、すべて一般社団法人 電池工業会に帰属するものとします。
・応募者の個人情報は抽選および賞品発送を利用目的とし、一般社団法人 電池工業会にて適切に管理させていただきます。応募者の個人情報を応募者の同意無しに第三者に開示・提供することはありません(法令などにより開示を求められた場合を除く)。
〈結果発表〉
2026年2月下旬、電池工業会ホームページで「受賞作品/ペンネーム/応募部門/学年・年代(例:中学1年生・10代)」を発表、賞品発送します。
〈2024年受賞作品〉
でんち川柳コンテスト賞
●小中学生の部…電池には 電気と安心 詰まってる(米田博英)
●高校生・一般の部…バッテリー 社会を支える 黒子たち(藤井信三)
●高校生・一般の部…もう安心! 誤飲を防ぐ パッケージ(ピーコック)
※応募規約等の詳細については、主催者ホームページなどでご確認ください。
賞の内容
でんち川柳コンテスト賞(小中学生の部 1名様/高校生・一般の部 2名様)…図書カード 3万円分
電池工業会賞(小中学生の部 10名様/高校生・一般の部 20名様)…アルカリ乾電池 単三、単四各40本
応募資格
小学生以上の方なら誰でも応募可能。
※応募は一人1件のみ。
応募方法
主催者ホームページの応募フォームより応募。
締め切り
2025年12月31日(水)
注意事項
詳細は主催者ホームページ等をご確認ください。