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盛り上がる催眠ショーには「静かな序盤」がある

2025.11.27 03:00

催眠術師:ピクルス健斗です。

催眠ショーは、派手なクライマックスから始まるわけではありません。

最初にお客様の不安、不信感を取り除かなければいけません。

催眠術は楽しいものだ。術者のことを信用しても大丈夫。

そう思ってもらうことが、催眠術の第一歩だと考えています。


盛り上がりの高いシーンが成立するためには、その前に必ず静かな準備の時間があります。

ヒプノシス札幌が大切にしているのは、

いきなり笑わせたり、驚かせたりしないということです。

最初に空気が整っていないまま現象を見せても、

観客は「何が起きているのか」を理解できません。

驚きは生まれても、共感と一体感は生まれません

しかし、序盤で空気がゆっくりと温まっていくと、

小さな反応すら、場全体が自然に受け止め、楽しめるようになります。

序盤は、場の空気を揃える時間。

声のテンポ、間の長さ、体の動き、距離感。

こうした要素は、観客と空気を共有するための設計です。

観る人、かかる人、演者。

三者のリズムがひとつになると、

会場全体に心地よい「余白」が生まれます。

この余白があるからこそ、

反応は誇張ではなく自然な驚きとして現れます。

たとえば、手が動かなくなる時の、あの少し不思議で、

でもどこか可愛らしい戸惑い。

そこに観客が共鳴したとき、

笑いと驚きは「一緒に起きる体験」になります。

クライマックスは、序盤の余白がつくる

盛り上がりは偶然ではありません。

序盤が丁寧であればあるほど、

後半の現象は伸びやかに、自然に生きてきます。

強制や勢いではなく、

その場全体が、ひとつの生き物のように動き始める。

その瞬間、

催眠ショーは見せ物ではなく、共有する体験に変わります。

ヒプノシス札幌は、

その流れを何より大切にしています。

驚きも、笑いも、安心も、

すべては序盤に生まれる空気によって決まります。

だからこそ、派手さよりも、はじまりの静けさを尊重する。

その静けさこそが、

後に生まれる一番大きな笑いを支えています。