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ケアマネ矢田光雄のひとり言

希望の光

2025.11.13 06:39

北九州市で「よりよい地域ケアをめざす会」という小さな研究グループを続けている(もう10年以上にもなる)。会員は医療、福祉、介護のそれぞれのスタッフ、そこに市民が加わり、ちょっとしたミニサロン的な趣で、気軽に意見を交わし合い、友情を深めている。

さて、会では毎年総会を開催しているが、その記念講演に今回(令和7年11月15日(土) 北九州市立男女合同参画センタームーブ5階 14:00~16:00)はあの奥田知志さん(希望のまちプロジェクト推進本部代表、認定NPO法人 抱樸 理事長)にお越しいただいて、来年オープンを控えている「希望のまちプロジェクト 複合型社会福祉施設」の紹介をしていただく。私は個人的にこの企画に大きな期待を寄せている。悪意とも言い切れぬ、僅かな嘲笑、下世話な覗き趣味がはびこり、それが大量に集まりひとつのビジネスとして成立している昨今、まるで我々は暗黒の洞窟を抗いようもなく進まされ、引き返すことも難しく迷い人のようになっている。そんな中このように多くの人の善意が集まり、「希望のまち」という現実の形(建物)となって我々に希望の光を指し示してくれている。私は、この「まち」が福祉の街北九州のシンボル、道標になって欲しい、と切に願っている。

令和7年11月12日