母の愛情に泣いた日
今回のはちょっと書くのが恥ずかしいんですけれど、
アーリートラウマに取り組む意義もよくわかるものなので書いてみます。
僕はここしばらく母に真実から関わる挑戦をしてきていて、
過去のメルマガやブログでもそのことを書いているのですが、その続編。
先日用事があったので母と電話で話していて、
母からの愛情をすごく受け取れる自分になっていることに気づいたというか、
母からの愛情がしみてきたというか、、、そんな体験になりました。
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ここまでくるには僕自身が成長したり癒されたりする必要があって、
そこにずっと取り組んできました。
とくに Keikoちゃんと一緒になってから、僕の中の、
あたたかい愛情を受け取る機能がごっそりすっかり壊れ切っていることがわかってきて、
それは物心つく前にできた傷と防衛によるものだということがだんだんわかってきたのでした。
以前の僕は、ただ人としてあたたかく関わられる、
みたいな種類の愛情を受け取れなかった(というかそもそも愛情と感じられなかった)
し、母とか身近な人から向けられる心配は、苦痛でしかなかった。
特に男性は全員多かれ少なかれ、
親に心配されるのは能力を否定されていると聞こえるし、
僕は母から「あんたはできる」「そう信じてるよ」と全く言われることなくきてしまった僕は、けっこう重症でした。
物心ついた頃には、僕は自分の力を信じられず、
人からの暖かさを受け取る機能も損なっていたのです。
なので大人になっても、例えば心配を向けられるとすぐに防衛的になっていました。
自分も他人も信頼して委ねるということが全然できず、必死に成果を出して保ってた。
また、暖かさを向けられると、これはもっと重症で、100%スルーしていました。
100%。
こういう部分を自覚して、その都度「お、防衛が立ち上がってるぞ」と拾い上げていって癒していったのね。
同時進行で、母により真実から関わるようにしてきた。
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そしたら最近は母の様子も変わってきたのです。
実は今更ながらやっとパートナーのご両親に初めて挨拶に行ける日が来まして、
そのことを母に伝えたら「いつもの渉が伝われば大丈夫なので、
この日が来たことを嬉しく思います」といってきたりするようになりました。
そんなことを実際に言われたのは初めて。
(母は、「あら、言ってなかったかしらね。失礼。」とかいってる 笑)
そしてその報告も兼ねた先ほどの電話でした。
そして風邪ひいて声がおかしい母の声を聞きながら、
心配してくれていたことを、僕は初めて愛情として受け取ることができて、
暖かさに包まれたのでした。
そんなことがあって電話を切った後、
はじめての感覚になんだか涙が止まらなくなってしまって、
すぐけいこちゃんに連絡して聞いてもらったりしていました。
考えてみれば、本来子どもたちは、
親からこういうあたたかさを受け取っていて然るべきなのですよね。
まあとにかく、僕も母も生きているうちにここまで来られて、
本当に良かったと感じたのでした。
読んでくださってありがとうございます。
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今後の予定
3/3 夜 オンラインセミナー
もうあんな男(女)やめちゃいなよ、の前に出来ること~
https://www.facebook.com/events/345859182679843/
3/5 夜 オンラインミニセミナー
アーリートラウマ〔5つの傷と防衛のパターン〕〜全体像を知ろう!〜
https://www.facebook.com/events/414576705982279/
3/15 夜 東京
男と女の基本のキ!
~愛しあうために知りたい!大好きなひとの頭の中
3/19 夜 オンライン対談
自分の真実にとどまるためにできること
https://www.facebook.com/events/351858732331357/
3月21日 札幌
アーリートラウマ 5つの傷と防衛のパターンを学ぶ in 札幌
ー パターンを知り、パターンを超えて関わりあう方法