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日米欧経済

2025.11.17 01:07

・米国

10月の中小企業楽観指数は98.2と6か月ぶり低水準となっ.た。一方、シカゴ連銀の小売売上高は前月比0.4%と5か月連続でプラス圏を維持するなど、発表された経済指標は強弱入り混じる。過去最長となった43日間の政府機関の閉鎖がついに解除、今後は主要経済指標の公表が待たれる。ただし、10月分の雇用統計が失業率を含まず発表の可能性が高まるなど、経済情勢の判断は難しい状況が続く。FRB高官からは、利下げに慎重な意見が相次ぎ、市場による12月利下げ予想が49.5%と半数を下回った。

・欧州

ユーロ圏9月の鉱工業生産は、独伊がけん引し前月比でプラス転換したものの、市場予想には届かなかった。11月のZEW景況感は、独でやや下振れた一方でユーロ圏全体では上昇し、域内経済の回復期待は維持される。英では7-9月期のGDPが前期比0.1%と、辛うじて4半期連続でプラス成長を確保したが、前期の0.3%からは減速。9月単月では前月比▲0.1%とマイナス成長に転じている。物価は、9月の消費者物価指数が前年比3.8%とやや下げ渋った一方、失業率は8月の4.8%から5%へと悪化した。景気減速への懸念が強まっており、次回会合での利下げ観測が高まる。

・日本

9月の景気指数は、一致・先行とも上振れ、10月の景気ウォッチャー調査も現状・先行きともに6か月連続で改善した。これを受け、内閣府は基調判断を「持直しの動き」から「持直している」へと上方修正した。9月の貿易収支は予想外に黒字幅が拡大し、経常収支も貿易に加え海外からの利息収入など一次所得収支が増加が寄与し、単月・上半期とも過去最大の黒字を記録した。物価面では、10月の国内企業物価が2.7%と前月から0.1%減速したものの高止まり。コメなどの食料品に加え、銅など資源価格の上昇と円安が価格を押し上げている。高市政権は補助金や減税による物価抑止策を検討するが、一般的なインフレ対応に加えて通貨安是正の観点からも、日銀の利上げが注目される展開となっている。