自然は語る
Facebook斉藤 一治さん投稿記事 花一輪に宇宙あり
路傍に咲いています、小さな花の美しさに、いつも驚かされています。
小さい命ながら、太陽様に感謝申し上げ、土の中の微生物様にも感謝申し上げている結果として、凛とした花を咲かせています。
小さい命ながら、自分が大宇宙の命に直接、繋がっている小宇宙であることを喜んでいます。
小さな命ながら、大自然に従順となり、時が来ますと根に還り、土に還り、大宇宙に還るという素直な自然な循環を繰り返しています。
Facebook Hiroshi Kaneiさん投稿記事
🌲 自然保護の父 ― ジョン・ミューアが遺したもの✨
アメリカの「自然保護の父」と呼ばれる ジョン・ミューア。
彼の人生は、ただひたすらに “自然の素晴らしさに人々を誘うこと” に捧げられていました。
若い頃から森を歩き、山に登り、渓谷を旅し、自然の声に耳を澄ませることに多くの時間を費やしたミューア。
その実感に基づく深い愛は、やがて環境保護を訴える大きな運動へと育っていきました。
当時は「経済発展こそが未来だ」と信じられていた時代。
そんな中でミューアは、無謀な開拓や伐採の中に自然破壊を見つめ、「この美しさだけは、絶対に失ってはいけない」という信念を胸に、声を上げ続けたのです。
彼の訴えが国民の心を揺さぶり、世論が大きく動き、ついに当時の大統領セオドア・ルーズベルトと共に山で数日を過ごし、国立公園政策の原案が作られる転機となりました。
ヨセミテを守り抜いたその功績は、今でも語り継がれています。
🌄 ジョン・ミューアの言葉✨
ミューアの言葉は、100年以上経った今も、まるで森が直接語りかけてくるようです。
"Keep close to nature's heart... and break clear away, once in a while,
and climb a mountain or spend a week in the woods. Wash your spirit clean."
「自然の心に近づき続けなさい。そして、ときどき文明から完全に離れて、山に登り、森で一週間過ごしなさい。あなたの魂を洗い清めなさい。」
彼は「木を知るには、木と同じように心配や時間から自由でなければならない」とも語りました。自然の中では、人間の“時間”よりも、森の“呼吸”が優先されるのだと。
「自然の平和はあなたの中に流れ込む」「森へ行き、心を失い、魂を見つける」
「自然のなかを歩くたび、探し求めているものより、ずっと多くのものを得る」
これらの言葉には、彼が人生をかけて見つめ続けた、“自然は人間にとっての母であり、教師であり、静かな癒しそのもの”という揺るぎない真理が宿っています。
🌏 ~ 自然は語る ~
自然を守ることは、木や海や動物たちのためだけではありません。自然を守らなければ最後に困るのは、私たち人間自身です。自然は45億年という、人間が生まれる遥か前から地球を育ててきました。人間がいなくなっても、自然はまた進化を続けるでしょう。
ではもし、自然が言葉を持っていたら――何を私たちに語るでしょうか。
「どうしてそんなに急ぐの?」「もっと空を見て、風を感じてごらん」「奪い合わなくても、私たちはみんなつながっているよ」「私を守ることは、あなたたち自身を守ること」
そんな声が、きっと聞こえるはずです。
🌿いま、ミューアが教えてくれること✨
ジョン・ミューアの人生は、「自然の美しさを、そのまま未来に残したい」という、
ただそれだけの純粋な思いから始まり、人々の心を動かし、ついには政治を動かしました。
私たち一人ひとりの感じる“美しさ”が、次の世代を守る力になるのだと思います。
どうか、忙しい日常のなかで少しだけ立ち止まり、空の青さや木々の揺れる音に耳を澄ませてください。
自然はいつでも、あなたの心をそっと洗い、本来の自分を思い出させてくれます✨❤🌿
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#ネイチャーライフ
ジョン・ミューア(John Muir:1838年4月21日 - 1914年12月24日)は、アメリカ合衆国のナチュラリストの草分け。作家で植物学者。