吉本興業さん、やっぱり「ヨゴレ芸人」はあかんやろ
2023年4月9日執行の大阪市議選の最中、選挙管理委員会設置のポスター掲示板に貼られた釜合労委員長稲垣浩のポスターを写真に撮り、そのポスターの欄外上部にヨゴレ稲垣と書き込んでツイッター(現Ⅹ)に投稿したのは、日本維新の会交野支部(大阪府交野市)幹事長(当時)の高石康であることが事前の調査で明らかになりました。
「ヨゴレ」とは釜ヶ崎労働者を差別した文言です。「釜ヶ崎炊き出しのうた」(1989年3月18日初版発行、著者現釜合労委員長いながきひろし)の139ページ中ほどにこう書かれています。
―大和中央病院(西成区)では釜ヶ崎の患者さんが入院してきたら「汚れ」と言います。汚れているという意味ではなく、「汚れが入ってきたで」という言い方で用いるのです―
これは当時大和中央病院で看護師として働いていた人から稲垣が直接聞いたことを書きました。
今からさかのぼること50年以上も前から使用されていたのです。
2024年12月、名誉毀損と釜ヶ崎労働者に対する差別であるとして、高石康を相手に民事訴訟を起こしました。
2015年11月16日大阪市議選に立候補していた稲垣浩の耳もとで、維新の会の候補者の選挙応援に来ていたイソムラと名のる男が「ヨゴレ、ヨゴレ」と繰り返しののしったことを忘れることはありません。
維新の会は釜ヶ崎労働者に対する差別感情をあおりたて、強制排除を繰り返しています。そのことを肝に銘じ、維新の会の「ヨゴレ」発言、文言を許さず、闘い続けること。あきらめてはいけません。
大阪に住んでいて、吉本興業を知らない人は居ないでしょう。稲垣浩も過去、コメディNO1の坂田利夫氏と前田五郎氏を萩之茶屋中公園の炊き出しに案内したことがあります。このうちの一人がお椀に入った炊き出しを口にされていたことを思い出します。
さてこの吉本興業に所属するコンビが司会する「ヨゴレ芸人グランプリ」を何気なくスマホで見ました。
釜合労は11月20日、なんばにある吉本興業にアポ無しで申入れ書を持参し、階上から降りてきた女性の職員に手渡しました。その申入れ書を公表します。コンビの名前は念のため公表せず伏せておきます。
2025年11月20日
吉本興業ホールディングス株式会社
代表取締役社長
岡本 昭彦 様
釜ヶ崎地域合同労働組合
執行委員長 稲垣浩
大阪市西成区萩之茶屋2⁻5⁻23釜ヶ崎解放会館1階
電話06⁻6631⁻7460
FAX06⁻6631⁻7490
申入書
釜ヶ崎の労働者は朝雇用されて夕方に解雇され、労働に対する対価である賃金を得てその賃金で生活する日雇労働者です。私たちは労働者が釜ヶ崎で安心して働き生活できることをめざす労働組合です。
その労働者を「ヨゴレ」と言って侮辱し差別しておきながら表現の自由と言って居直っている人たちを相手に、「差別はあかん」との立場から民事訴訟を起こしています。
「刑事弁護人のための隠語、俗語、実務用語辞典」という本(弁護士下村忠利著、現代人文社刊)の134ページに、――ヨゴレ(汚れ) 捜査官が取り調べのときに被疑者を貶めるために使った差別用語。イレズミをしている人物を差別するときにも使う。「ゴミ」と呼んだりもする。「このヨゴレ。往生せんかい」と刑事が被疑者を脅かす――とあります。
昨年の11月23日、貴社所属の〇〇が司会する「ヨゴレ芸人グランプリ」において「吉本のヨゴレ芸人を集めまして」と紹介が始まりました。
私たちがしつこくヨゴレと言われてあざけられ、侮辱されたことを思い出しました。
人間を賤しめ、差別することを持っての笑いは現に慎むべきではないでしょうか。考えてみて下さい。
今後の予定
センターはこの街の宝です
11月29日(土)午後3時
三角公園
「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の集会・デモ
12月4日(木)午後1時10分
大阪地方裁判所808号
日本維新の会交野支部幹事長(2023年4月当時)が釜ヶ崎労働者を「ヨゴレ」と差別し、さらには稲垣浩の選挙妨害をした裁判の判決
12月26日(金)午前10時
長居動物病院
大阪府労働委員会審理再開
2025年11月25日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com