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探花逢源

細刺術の臨床応用と東洋医学的考察

2026.02.12 02:44

前回の記事の補足です。

「秘伝『杉山新伝流』学術講習会資料2」によれば、細刺術は風寒暑湿の邪が皮下に留まり鬱滞して諸痛をなすものを治すとあり、基本的には痛む患部に行う優しい手技だといえます。

例えば、関節痛なら関節に鍼管を当てて、その上から優しく鍼柄を叩打することで、関節内にある邪熱を外へ引き出して行くわけです。

なので、今回の私の使い方は普通ではないですが、まぁ本来やり方は無限ですからこういう使い方もできる。

風寒の邪による腰痛ではあるが、上・中脘は営衛の生ずる所、血気の基づく所でもああるから、営衛が補われたことにより腰痛回復の機転となったといえます。

私が学んだ古方の考えからすると、こういう考え方はだめということになるのですが、実際の所、こういうやり方でもやれる。

それが分かると鍼は本当に自由で、論文のなかで学術的に定義しきれるようなものではないといえます。