新高校3年模試結果及び学習への取り組み方
こんばんはExcelsior大学受験担当です。
本日新高校3年の生徒たちが全統マークの結果を持って来ました。
ちなみに模試のことを英語でmock examination と言います。
実は英語の読解指導において例年と少し違ったアプローチをとっているのですが(とは言っても大枠は同じですが)例年に比べ、現状での成績はすこぶるいいです。
中学2年から
"数学"と"英語"
を指導させていただいている新高校3年理系男子です。
京大工学部で1位です。
東大もA判定なのですが、彼は東大に全く興味を持たず
中学2年の頃から
京大一本です。
理系ではセンター点数はあまり重要ではありません。(京大ではセンター配点低いです。理系では医学部を除き、ほとんどが二次の配点割合の方が高いです)
二次がメインとはいえ、素晴らしい出来ですね。
また他の生徒たちも含め
英語の平均点数187.5点と例年に比べても水準が高いです。
ちなみになのですが模試では偏差値や判定ばかり気になりがちですが。
いかなる部分で点数を取得しているかが最重要です。
この部分です。
これは高校2年から指導させていただいている。
文系の
一橋を志望している生徒のものですが
本来ならば
文法
がまずどの塾でも指摘するところでしょう。
"今の時期はまず文法などの基礎をしっかり固めないと"といった具合にです。
ですが私は英文法は優先順位を最も下げて彼に指導しました。
なぜなら文法は単発問題は京大、一橋ではでないからです。
また出たとしても配点が低いからです。
とはいえ文法課題は出しますので、それなりに点数をとっていますよね。
優先順位を間違えてしますとコスパの悪い学習になります。
コスパは全てではありませんが、優先順位は十分懸念材料として頭の片隅においておくべきです。
またこの文系生徒は現状で化学基礎は偏差値49です。
ですが全体では偏差値69です。
これも現状では化学基礎を優先しないように指導しているためです。
文系センターは化学基礎は50点満点で、理系と異なり暗記でほぼこなせます。
ゆえに今学習したとしても二次では出ないのにセンターのためだけに勉強するのは時間の無駄です。
点数や偏差値、判定も重要ですが、どのような点数の取り方をしているのか確認に用いましょう。
上記は一例にすぎませんが、
早い段階から明確な大学目標を持つことは良いことです。
途中で方向転換してもいいので、様々なことに興味を持ち
自分のなりたい姿から逆算し、正しいベクトルで学習していきましょう。
Excelsior