Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

native sensation

山茶花の気づかれぬほどの微かな香りが、白い朝の光にほどける

2025.11.27 04:28

秋も終わりに近づき、庭の片隅で、山茶花(サザンカ)はそっと息をしている。

冷たい空気の中、ほとんど気づかれぬほどの微かな香りが、白い朝の光にほどけてゆく。


その香りは、透明感があり葉の隙間からこぼれる光と共に柔らかく香る(リナロール)。

ほんのりとローズを想わす紅が混ざり(ゲラニオール)、

触れれば消えてしまう記憶のよう。


青い影を落とす冬の風が、みずみずしい緑の気配を連れてきても(ヘキサナールなど)山茶花は傷つくことなく、静謐な香りを纏い続ける。


微香で透き通るような秘密の香り。


植物の香りに触れると自然と心身が解け緩み始める。


今日も生きた植物と豊かな時をお過ごし下さい。