2月27日の早朝、明るい光線が空からトレーラーの窓に差し込み、あちこちをサーッと照らしたので、彼女は目を覚ました。
光線が扇風機に当たると電源が落ちて、惰性で停止した。
目撃者がライフルを取ろうとすると、光線は向きを変えて彼女を照らしたので、全身が麻痺してしまった。
基本的に彼女が思い出せたのはそれだけだ。
このケースはCE-3の特徴を備えていた。
そこでMUFONの調査員デビッド・ウェブは1981年に退行催眠の会合を調整した。
催眠状態になった目撃者はUFOアブダクションと小さな宇宙人による身体検査を思い出した。
特に興味深いのは、宇宙人のユニフォームに描かれていた鳥の紋章だ。
デビッドのインタビューからの抜粋:
ああ、…その鳥の名前は知っています。ずっと昔にさかのぼります…エジプト学とか、そういうものに…不死鳥だ…後ろに尖った頭があって、くちばしの形が普通のワシとは全然違っています。
ベティは1967年1月25日に彼女を連れ去った宇宙人のユニフォームにそのようなバッジを見た!
この目撃者は『アンドレアソン事件』を読んでいなかったので、このことを何も知らなかった。
催眠術はUFO目撃談のごく一部にしか使われていないことを忘れてはいけない。
ほとんどの場合、自覚または強い疑いのあるCE-3のタイプG事例にだけ使われる。
一般的なUFO目撃報告は、実は目撃者の記憶から遮断された驚くべき貴重なデータの巨大な氷山の一角に過ぎない可能性が高い。
ようやく3回目の会合が始まると、ラリー・フォーセットはフレッド・マックスに頼んで、ボブにその体験の一部始終をもう一度思い出させた。
今回、ラリーはフレッドに指示書と質問書を渡した。
ときにはボブに直接質問することもあった。
宇宙船とその乗員の物理的な特徴に関するいくつかの具体的な質問に答えられるように、3回目の会合からいくつか抜粋して分類しようとしてみた。
フレッド 詳しい幅はわかりますか?
ボブ 月に似ているけど、ただもっと小さいです。[つまり、ボブが初めて空で目撃した時]
フレッド 何か特徴はありそうですか。
ボブ キラキラ光ってるみたいで、時々違う色になります。赤で、それから白と緑がかった青、または青緑です。色を変える、という感じ。
フレッド 顔に当たったビームは何色ですか?
ボブ 白色です。
ラリー それに向かって歩くとしたら、何歩で着くでしょうか?
ボブ 12歩。
ラリー だいたいどれくらいの高さになりますか、ボブ?
ボブ リンゴの木より高いです。
フレッド 2倍の高さ?