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日本共産党 やなぎ明夫

やなぎ・後藤裁判の判決確定のご報告

2025.11.23 03:00

やなぎ・後藤前議員が訴えられた裁判の判決確定のご報告

厚いご支援に感謝 不当な裁判に屈せず引き続きがんばります

日本共産党の栁明夫・後藤宏爾前糸島市議が伊藤千代子市議(無所属)から555万円の損害賠償を請求された裁判で、最高裁は上告を不受理とする決定を行い、高裁判決が確定しました。

正当な言論、議員活動への不当な妨害に屈しないと、裁判をたたかいました。判決は栁氏らに名誉毀損行為があったので110万円を支払えという不当なものです。残念な結果でしたが、日本共産党は引き続き、糸島市民の暮らしと平和、民主主義と人権を守るたたかいにがんばります。

言論の自由を守れ

泊一環境保全組合の国の交付金をめぐって、伊藤氏が「不正受給、詐欺横領」と非難したのに対し、共産党市議団は独自に調査し、一部に事務的な不備はあったものの不正受給の事実はないと判断。九州農政局も問題なしとしました。

共産党市議団は地域の名誉を守るため、「糸島の風」号外で伊藤氏の誤った主張を批判しましたが、そのことが正当かどうか、が裁判の争点でした。

ところが、地裁、高裁とも「不正受給」について判断しませんでした。不正の根拠がないからです。一方で、判決は、交付金の事務的な不備を是正する過程で起こった領収書代筆だけを切り離して、根拠があるので名誉毀損に当たるとし、110万円もの高額の損害賠償を命じたのです。

事実に基づく正当な言論が名誉毀損で訴えられ高額の賠償を求められる―こんなことがまかり通れば、憲法が保障する表現の自由を侵害し、自由であるべき言論を委縮させることになります。屈するわけにいきません。

ひきつづくご支援をお願いします

この間、「やなぎ・後藤さんの裁判を支援する会」の呼びかけに、多くの方々から80万円を超えるカンパが寄せられ、裁判費用に使わせていただきました。あたたかいご支援に厚くお礼を申し上げます。

今回敗訴したことによって約120万円(遅延損害金含む)の支払いが新たに栁・後藤両氏に求められています。あらためて、裁判支援カンパへのご協力、ご支援を心からお願いします。

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弁護団(福岡第一法律事務所 山本一行弁護士 河西龍介弁護士)からコメントが寄せられましたので、ご紹介します。

判決は泊一環境保全組合の不正受給があったことを認めたものでない

伊藤氏が栁氏及び後藤氏に対して提起した裁判の判決が確定しました。判決では栁氏らの敗訴となりましたが、決して伊藤氏が常々主張している「泊一環境保全組合に不正受給があった」ということを認めたものではありません。

判決は、伊藤氏が領収書の代筆行為を問題にした点について栁氏らが非難した部分のみを、真実性がないとして違法としたのです。

伊藤氏の泊一環境保全組合に対する非難は違法であった

裁判で、伊藤氏は、代筆行為以外にも泊一環境保全組合に不正受給があったなどという伊藤氏の言動に栁氏らが反論したことなども、名誉毀損になると主張しておられました。しかし、これらの点では栁氏らの名誉毀損は認められていません。

さらに、別の裁判の判決では、伊藤氏の泊一環境保全組合に対する名誉棄損が認められています。伊藤氏の主張の中心であり本質部分である泊一環境保全組合に不正受給があったなどという主張は、泊一環境保全組合の名誉を毀損する違法な行為であると判断されています。

最後に

代筆行為に関する栁氏らの行為が違法とされたことは残念でありますが、判決が確定した以上はその反省を今後の言論活動に生かすべきだと考えています。

一方、伊藤氏は、判決の確定を受けて、泊一環境保全組合が「虚偽公文書を作成した」「環境維持活動を農地美化活動と偽った」など、裁判で事実とは認められておらず、別の訴訟では伊藤氏に違法があると判断されたことを、いまだにブログなどで言い続けています。伊藤氏におかれては、これらの主張をやめられるよう求めます。

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裁判支援カンパお振込み先  

PayPay銀行 かわせみ支店 普通 7674342 チュウジョウマサミ

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