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10月19日 主日礼拝

2025.12.01 08:06

10月19日 主日礼拝

礼拝説教

伊藤大輔牧師


使徒言行録19章1〜10節

「神は怖くない」

これを言った主イエス、パウロ、皆迫害された。

神は怖い。世界は怖い。

恐怖が世界の原動力になっていると信じる者たちがいる。

怖いから働く。

怖いから勉強する。

人を見て、人の評価に支配されることが社会だと思うものがいる。

そういうものから主イエスもパウロも迫害をされた。

妨害、迫害を受けながらもパウロは伝道を続けていった。

その結果、アジア州に住む、ユダヤ人、ギリシャ人、すべてのものがパウロの言葉を聞くことになった。

遠くまで届く言葉とはどのようなものか。

時間を超えて語られる言葉とはどのようなものか。

本当の言葉

これが遠くまで行く。

かつて世界は天空が動き、地面は不動のものと考えられていた。

今は地球は丸く自転をし、太陽の周りを回っているとなっている。

それが本当だと今は誰もが思っている。

コペルニクス、ガリレオ

本当を語ったが、否定された。

お前は間違っている、と。

誰も聞こうとはしない。

主イエス、パウロ、彼らの言葉も同じ。

お前は間違っている。誰も聞こうとしなかった。

だが今や、ガリレオ、コペルニクスの言葉通りにすれば月にロケットを飛ばすことができる。

主イエスの言葉、パウロの言葉は2000年の後、東京でも語られている。

本当の言葉は遠くまで行く。

彼らだからできたのではない。

彼らはただ自分が本当だと信じたもの、それを隠さなかった。

賜物とは何か。

一人一人にそれぞれの賜物が与えられている。

賜物、それは、私だけが見つけられる「本当」があるということ。

「これが本当」

誰もが必ず自分だけがわかる「本当」と出会っている。

それが賜物。

だが、多くの者は自分の見つけた「本当」を隠す。

人が怖いから。

その結果、多くの「本当」が地に眠っている。

「本当」が現れていない世界。

偽物ばかりがあふれている世界。

そこでは争いが起きるに決まっている。

遠くに行けない言葉、近くにしか通用しない言葉。

争いを引き起こす言葉。

私が黙っているから、「本当」を埋めてしまったから、争いは終わらない。

私が見た「本当」

私にしかできないこと

私だからできること

平和は私が見た「本当」が作っていく。