11月30日 主日礼拝
2025.12.01 08:19
11月30日 主日礼拝
礼拝説教
伊藤大輔牧師
マタイによる福音書 1章18~25節
予定通りにならない。
ヨセフが経験したこと。
マリアと結婚をする。
家庭、家族を作る。
予定があった。
ところがその予定が全て崩れ去る。
自分の知らないところでマリアが妊娠をしている。
別れることを決心する。
予定が崩れた。
私たちはなんのために予定を作るのか。
点数を取ること。
仕事を進めること。
予定と共に進めていく。
なんのために予定を立てるのか。
予定とは何か。
予定は幸せになるため。
その予定が順調に進められれば、
予定通りになれば幸せが近づいてくる。
予定が崩れる。
幸せが遠のいていく。
予定が崩れたヨセフが夢を見る。
天使の言葉を聞く。
「マリアの胎の子は聖霊による。
生まれてくる子は民を罪から救う
神が我らと共にいる」
この言葉を信じてヨセフはマリアと家族になる。
罪とは何か。
救いとは何か。
罪。
予定と結果が分かち難く結びついていると頑なになること。
執着、固執。
善悪の知識の木の実。
これを食べなければならない、と固執する。
執着、固執。
それが罪。
神が共にいる。
私が、誰かが制定した予定。
人が作った予定など、その通りにならなくとも大丈夫。
神が共にいる。
予定は単なる空想の時間の過ごし方。
それが行われようが、行われなかろうが、神が共にいる、ならば行くべきところにはちゃんと行ける。
私がしなければならないと思っていること。
したいと思っていること。
それは予定通りでなくともちゃんと行ける。
人の予定、私の予定、社会の予定
それがもし崩れても、神の守りは変わらない。
「世界が良い」は変わらない。
予定はそんなに大事か。
今年のクリスマスの準備として心に問いたいこと。