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セクストーション加害者による拡散事例と最新の手口

2025.12.02 00:45

近年、SNSを利用したセクストーション(性的脅迫)被害が急増しています。

加害者が100%拡散するわけではありませんが、複数の方法で拡散を試みる のが特徴です。


本記事では、実際の事例とともに、

加害者が実際に使う拡散方法 をわかりやすく紹介します。


加害者が行う代表的な拡散方法


最近はSNSの仕様変更もあり、

加害者側も新たな方法で拡散・脅迫を行うケースが増えています。


特にInstagramでは、

フォロー承認前のDM閲覧が難しくなったため、

“偽アカウントを使った拡散” が急増しています。


▼ 典型的な流れ


1. 加害者が被害者の写真・動画を使って新しいInstagramアカウントを作成

2. そのアカウントに性的画像・映像を投稿

3. 被害者のフォロワーに次々とフォロー申請

4. フォロワーが「誰だろう?」とプロフィールを開くと、

 被害者の画像が投稿されている


この“偽アカウント拡散”は、

被害者本人が気付く前にフォロワーへ届く可能性がある ため非常に危険です。


拡散の順番:加害者が狙う対象は?


加害者は、金銭を得る目的で、一度にすべての知人へ拡散するのではなく、

「第1次 → 第2次 → 第3次」と段階的に脅迫を行います。


▼ 第1段階で狙われやすい相手

家族(母・父・兄弟)

恋人

親しい友人(特に異性)

投稿に絵文字(♡など)でリアクションをしている友人

Instagramで頻繁にやり取りしている相手


次に、

職場関係(部長・同僚)

学校関係(教授・ゼミ仲間)

など “社会的つながりが深い相手” が対象となります。


DMを使った拡散


加害者が動画のULRリンクを直接DMで送りつけたり、

YouTube・外部サイトにアップロードしたURLリンクを送付してくるケースも確認されています。


■ 被害直後にやるべきこと


1. 証拠の確保

脅迫メッセージ、動画、口座情報、チャット履歴などをスクショで保存。


2. 端末・アプリの安全確認

不審なアプリは削除せず、証拠として保管。

スマホ・PCのセキュリティ点検を必ず実施。


3. アカウント保護

Instagram・LINE・各種SNSのパスワード変更と二段階認証の設定。


4. 警察・機関への通報

都道府県警察への相談。

(犯人が海外にいる場合対応が困難な場合があります。)


5. 専門家への相談

拡散防止・削除依頼・法的助言など、

専門企業と連携することで被害を最小限に抑えることができます。


インスタ脅迫を防ぐためのポイント

・ 知らない相手とのビデオ通話・写真交換をしない

・ 不明なアプリやURLを開かない

・ 住所・職場・家族情報などの公開を最小限にする

・ 二段階認証の設定を必ず行う

・ SNSのセキュリティ設定を定期的に点検する


まとめ

セクストーションは“1人で解決するのが難しい犯罪”


セクストーションは、心理的な不安だけではなく、

家族・職場・友人へ拡散される深刻なリスク があります。

「恥ずかしいから相談できない…」

「自分で何とかなるかもしれない…」

そう思っている間に、拡散が進んでしまうケースが多くあります。

少しでも不安があれば、必ず専門家と連携し、安全に対処してください。


公式サイト: https://www.protectors.co.jp/