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大阪市立美術館・天空のアトラス

2025.12.04 03:00

2025年の大阪・関西万博にやってきたイタリアの「ファルネーゼのアトラス」像。万博終了後、大阪市立美術館の特別展「イタリア館の至宝」として再度展示されることになりました。

予約制のチケットも早々に売り切れるという人気ぶり。万博には行けませんでしたが、幸い本展のチケットは取れたので、島根から飛行機に乗って見に行きました。

天を支えるアトラスをモデルにした高さ2mほどの大理石の彫刻。肩に乗せた天球儀には、天球を外から見た視点で様々な星座が見て取れます。上の写真にはこと座、わし座、はくちょう座のほか、いるか座やへびつかい座といった夏のエリアが。

アトラス像は円形の台座に乗っていて、周囲を回りながら見ることができます。壁には大阪市立科学館の方の解説パネルもあり、天球儀のことを詳しく知ることができました。

人は多いものの、3周ほど回りながらじっくり見ることができたアトラス像。この奥にはレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿もあって、こちらの方は行列で待ったうえ、ほぼ通り過ぎながら見るといった感じでした。

(2025年12月)