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しんとちのきち

第31本目:栃木県道69号宇都宮茂木線(終点→起点)

2026.02.26 02:40

実走した県道を紹介していく「しんとちの県道」シリーズ。

今回は、「栃木県道69号宇都宮茂木(うつのみや・もてぎ)線」を紹介します。


この県道は、栃木県の県庁所在地・宇都宮市をスタートし、栃木県東部・茨城県との境に位置する茂木町に至る県道で、宇都宮から各地へ延びる県道ネットワークの一部を担っています。

起点から終点にかけて、集落をつなぐ旧道と車線の広いバイパスの2本が並走する区間が何か所か存在します。今回はバイパス区間を走行したのでそちらをとり上げます。旧道区間はまた別の機会に走ります。


終点の茂木町側は、茂木町天矢場(てんやば)交差点からスタート。国道123号・国道294号と交差、交差点のすぐ南側に真岡鉄道の踏切、交差点のすぐ西側には市貝町との境もある、情報量の多い交差点です。

天矢場交差点を宇都宮方面、西に向かってスタートした本道は、程よいカーブの2車線の道路が延びます。市貝町の中心、市塙(いちはな)に入る手前で二手に分岐、古くからの集落をつなぐ曲がりくねった旧道と、アップダウンを繰り返しながら田んぼと森林を直線と緩やかなカーブで貫くバイパス道路の新道に分かれます。新道には道の駅「サシバの里いちかい」があり、もともと休憩施設が少ない道中の貴重なオアシスとして機能しています。

新道は道の駅の西側で4車線になり、そのまま隣の芳賀町に入ります。芳賀町に入ってからは水田地帯を突っ切るつくりなので、見通しは非常にいいです。


水田地帯を抜けると、芳賀町西部の台地「芳賀台」に向けて坂を登っていきます。ここは「みはらし坂」という名前がついており、終点の茂木方面に向かって走ると、芳賀町方面ののどかな自然が一望できます。

芳賀台に登ると、芳賀工業団地に入ります。直線基調の道路は変わらずですが、周辺が田畑から工場や倉庫に変わっていきます。芳賀町工業団地管理センターまでくると、LRT(次世代路面電車)の線路が並走してきます。

LRT並走後は工業団地を抜け、宇都宮市ゆいの杜地区へ入ります。沿道は商業施設・住宅街が広がり、近年では小学校が新設されるなど若い人の人口増加が著しいエリアです。

県道はゆいの杜地区西端の「刈沼町」交差点で終点(起点)となりますが、LRTはこの道と分岐・合流を繰り返しながらJR宇都宮駅までつながっています。


全体的に、直線基調の非常に走りやすい道路です。市貝町から西側は4車線が確保されており、朝と夕方は沿線の工場由来の通勤ラッシュがあります。一方で農村地帯は快走区間となっており、周囲に高い山や建物が少ないので景色も開けていて、ドライブするだけでも十分楽しめます。

ちなみにこの道、宇都宮から茂木町にある「ツインリンクもてぎ」へのメインルートとなるため、レースなどのイベントがある日は朝夕にもてぎへ向かうクルマ・もてぎから帰るクルマで交通量が急増します。もてぎのイベントへ向かう際には、時間に余裕をもって出かけることをお勧めいたします。


今回は栃木県道69号をとり上げました。

宇都宮から放射線状に伸びる主要ルートのひとつに数えられ、LRTなどによって沿線環境も非常に良好な路線です。秋から冬にかけては紅葉や関東らしい澄んだ空気の中でドライブできるので、絶景が見れるわけではありませんがお勧めしたい道のひとつです。