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過去の出来事

斉諧俗談41

2019.03.03 09:30

斉諧俗談 41

〇津軽舎利[つがるのしゃり]

陸奥の国津軽今辺地[いまべち]の海辺に奇石がある。大きなものは人の拳(こぶし)ほどで、白地に薄い赤味を帯びている。これを磨いて珠にすると、鮮やかに輝いてとても美しい。小さいものは豆粒大で、白く光っている。これを津軽舎利と名付けて宝塔に納め、うやうやしく崇め奉れば、偶然殖えるものがあるということだ。