【拍ダンプ】線が開く、静かな家路
2025.12.04 23:00
最初は、ただ線を動かしていただけだった。
拍が手を引っ張って、
ペンが勝手に踊りだしたみたいに。
そしたら、あとからふいに
「家を描こうかな」と手がつぶやいて、
気づけば“住めそうで住めなさそうな家”が立っていた。
屋根は気まぐれに跳ね、
柱は好きに寄り道し、
見えない窓が風のように笑っている。
どうやら今日は、
“家を描いた”というより
拍のあとに家が追いついてきた日らしい。
線が先。
意味はあと。
その順番が、なんだか心地よかった。
動く瞑想のようだ。
頭で形を決めず、心のささやきを紙に逃がすように線を置く。
すると、余白の間から、
静けさや息づかいのようなものが自然と生まれてくる。
8ビート
※拍ダンプ=造語を作ってみました。
動く瞑想であり、リズムのリセットであり、ストレス解消